七色の恋~赤い糸、結びました

ナナコの恋の物語

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orange18*緊張

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2016/10/15 17:13:19

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ダイの髪も風に揺れる。



「俺……、ナナが……」



恥ずかしそうに

口元を覆いながら

ダイが言葉を絞り出した。



心臓が跳ね上がる。



痛いくらいの胸を押さえて

私はうつ向き加減に

言葉の続きを待った。



「ナナのことが……」



好き。



言われると思って

目を閉じた。



しかし

聞こえて来たのは

能天気な一言。



「お・待・た・せ~」



振り向くと

キイが両手を広げて

満面の笑みを浮かべていた。



あまりにの間の悪さに

ダイがポカーンと

口を開けている。



「あれ? もしかして邪魔しちゃった??」



キイも口を開けたまま

私とダイに目線を走らせた。



「ううん。そんなことないよ」



緊張が解けた私は

ホッとして答えた。



「塚本先輩は邪魔されたって顔ですね~。すみませ~ん」



ダイは「キイのバーカ!」と言って

片手でキイの両頬を掴んだ。



「やめてくじゃしゃいよっ!」と

キイもダイの頬をつねる。



「まあまあ」と二人を引き離す。



先輩と後輩……にしては

距離が近いような気がして

胸の奥がモヤモヤとした。









tbc

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