ブログランキング11

Hypnotic

藤田先生と千晴編。

  • 記事数 162
  • 読者 1128
  • 昨日のアクセス数 29797

テーマ:小説 > 恋愛

2016/10/15 16:46:38

  • 76
  • 0

昼休みに、村上先生に入部届を出しに行った。

「はい。確かに受け取りました。部活動の事はまた、高田に話聞いて」

「部長、昨日いろいろ教えてくれたよ」
と言うと、村上先生はメガネを上げながら少し微笑んだ。


「再来週、観測会あるのは聞いた?それもまた保護者の承諾書もらってきてほしいんだけど」

「聞いてない!夜ですか?」

「そう。21時解散だけどね。」

楽しそう…!

その場で参加承諾書をもらって職員室を出たが、昨日の義父の台詞と笑顔が思い出されて身震いした。
今日はお母さんに判子もらおう。できるだけ距離を置かないと、本当に身の危険を感じてやまない。


その用紙を見ると、当日の活動内容が書かれていて、新入生歓迎の観測会のようだった。

私と浅野君だけ2年次に入部だな。
1年生には女の子もいるそうだから、楽しみにしていよう…


「あっ、碧!どこ行ってたの!体育なのに!」

先に体操服に着替えた千晴が私を見つけ、注意する。
そうだった。体育だった。

「男子も着替え終わってると思うけど、ついて行こうか?」

「いいよ、すぐ着替えてくるから。私のせいで千晴が遅れたら…」


体育の藤田先生は、男女問わず遅刻をした者には手厳しい制裁を加える。今時珍しい熱血漢の先生で、浅野君もよく叱られている。


「じゃあ、運動場で待ってるね」

「うん。急ぐね」


教室に戻ったら、誰もいなかった。
速やかに体操服を取りだして着替える。

人気もないし、もう誰も見ていないだろうと、上は隠さずに脱いだ。

ブラジャー姿のまま半袖体育着を手に取ると、ガラッとドアが開いた。

同じテーマの記事

コメント0

しおりをはさむ

このページのトップへ

GIRL’S TALKにログインする

Ameba新規登録(無料)はこちら

12/4 編集部Pick up!!

  1. 幼稚園の争奪戦に出遅れてしまう
  2. 週2日 子を預けてリフレッシュ
  3. 奨学金利用したら親として失格か

人気ブログ記事ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3