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Fictions

東野君のオフィスラブ。

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2016/10/15 13:30:10

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翌朝は早めに家を出た。
義父の顔など見たくないし、幸せそうな母の顔も見たくない。


自転車を漕ぎ、通行量の多い道を風を切って走ってゆく。

私、寝不足で酷い顔してないかな…

例の公園の到着すると、黒い自転車が置かれてあるのが見え、その近くに男子高校生がいた。…浅野君だ。


浅野君の前を通り過ぎて黒い自転車の隣に自分の自転車をとめた。
彼はあくびをしながら、足を組みかえて石のベンチに座っている。

鍵を取って、そっちを向いたら、浅野君は私に手招きをした。

「…なに」

警戒しながら近づいたら、隣に座れと指示された。
仕方なく言っている通りにしたら、彼が私の手を握った。


「昨日、急に帰んなよ」

「だって…あんな可愛い子…彼女でしょっ」

嫉妬丸出しの声で反論してしまい、浅野君は面食らっていた。

「妬いてんのか?」
図星にかぁっと顔が赤くなり俯く。繋いでる手に彼の力が籠る。


「正直に言うと…元カノ。今は小林先輩と付き合ってるよ」

「え」

あの、3年生と?

「あいつあんなんだし、フラフラしてるから…でも、碧が嫌なら切るから」

「………」



詳しくは聞けなかったけど、結愛ちゃんは元カノで、今も交流があって、たまにエッチもしたりする仲?
そして、小林先輩とつきあってる…?

そんなフリーダムな関係ってあるの?私が言うのもあれだけど、節操なさすぎない?


困惑していると、浅野君はビー玉のような瞳で私を見つめる。
私も視線を投げかけると、ぐいっと身体を引き寄せられて、唇に吸いつかれた。

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