ブログランキング78

ジンさんのセックス~時々 妄想

昔のエロ話書いてます!妄想あり。あの人と再会したら?官能&恋愛小説も書いてます!

  • 記事数 1425
  • 読者 2219
  • 昨日のアクセス数 3675

小説)女心と空模様3

しおりをはさむ

テーマ:小説 > 恋愛

2016/10/14 21:37:51

  • 132
  • 0

「お疲れ様」
「お疲れ様です」
外はすっかり暗くなった。フロアに残るのは私と榊先輩。私の隣に張りつき、企画書の直しを一緒にやってくれている。
「はーもうダメです…」
机に伏せてしまった。
「なーに弱音吐いてるんだよ」
私の頭をポンポンと撫でた。

「私…鬼軍曹に嫌われてるんですかね…」
「はあ?」
顔だけを榊先輩に向ける。
「この企画書…直し3回目ですよ?嫌がらせとしか思えないです……」
「まぁな……でも見込みがないヤツに直しはやらせないよ、あの人は……直しなんてやらせないでボツるだろ……」
「…………」
そうかもしれない。直しをやらせるということは、そのあとまた鬼軍曹が目を通すわけだし、嫌っているならボツにする方が手間はない。
「わかったか?」
「はい……」
私は体を起こし、大きく伸びをした。
「…………もう少しやりますか!」
「それでこそ女史だろ?」
榊先輩がウィンクした。

優しいな、先輩は……

私達は再び企画書と闘い始めた。


「あーー終わったー!」
「お疲れさん!」
格闘すること2時間。ようやく直しが終わった。時刻は9時を回っていた。
「飲みにでも行くか?」
「いいですね…でも……今日は帰ります」
「そうか?じゃ、お先に」
榊先輩を見送り、一人フロアに残る。直した企画書を印刷する。静かなフロアにコピーの音が響いた。

はぁー疲れたな……

プリンターの前でボーっと立っていた。一面ガラス張りの窓を見ると、夜景が広がっていた。

こんなに綺麗だったかな……

プリンターの音が止まった。企画書をまとめて、部長のデスクに置いた。

「お願いします」
誰もいないデスクに頭を下げた。

「出来たのか?」
私しかいないはずのフロアに聞きなれた声が響いた。

同じテーマの記事

コメント0

しおりをはさむ

関連するブログ記事

  1. 休憩になり、私は言われた通り楽器を持ってタケダ先輩のところへ...

  2. 222。

    04/12

    恥ずかしくて耳を塞ぎたくなる音が響いた。パンパンパンパ...

    流転

    • 131
    • 0
  1. それからしばらく、部長とは会えない日が続いた。正確には会社で...

  2. 高2 9月⑧

    2015/12/08

    カズ『…そうだ!!ねぇ…ナツ…お願いあるんだけど…』...

    life

    • 83
    • 5

このページのトップへ

GIRL’S TALKにログインする

Ameba新規登録(無料)はこちら

3/23 編集部Pick up!!

  1. 結婚前に彼と貯めておくべき額は
  2. 「庭の置物」に文句言う近隣住民
  3. 3年交際 住所教えてくれない彼氏

人気ブログ記事ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3