アリスさんのブログ

恋愛小説ふう回顧録、ときどき普通

  • 記事数 194
  • 読者 4
  • 昨日のアクセス数 119

テーマ:小説 > 短編

2016/10/15 23:26:52

  • 0
  • 0

村雨から電話があった。
私は指定された場所に向かった。
そこは、隠れたBar。
村雨がリリを見つけると個室に案内した。
個室に着いてからすぐに店員が水を出した。
店員が去ってから小声で話し出した。
「遅くに悪いな。実はここだけの話、見合いをする
ことになった。親父が煩くてな。それが明日。
本当は行きたくない。1番大事な相手はリリだ。
色々、振り回してすまない。あとのことは
秘書に話してある。明日、話があるだろう。
話はそれだけだ。何か質問あるか?」
「秘書は誰ですか?」「佐々木だ。佐々木に聞いてくれ」
「最後に1つだけ。村雨さんにとって私は何ですか?」
「しいて言えば心許せる特別な存在」
「夜遅いから、家まで送る。行くぞ」
急に手を繋いだ。「あの、会計とかいいんですか?」
「今日は貸し切りにしてある。先に払ってあるから
心配ない。本当、つくづく真面目だな」
「ちょっと気になっただけです!」
「何か顔赤いぞ?」「見ないで下さい!」
そうしてゆっくり歩く。
「あ、そろそろ近くなので大丈夫です。送って
くださりありがとうございます。さようなら」
「ちょっと待て!明日から会えないぶん補充させろ」
そう言って、リリの頬を両手で包み濃厚なキスをした。
そのキスは今までより優しくて離れたくない感じに。
リリはうっとりした。
「続きは今度。その顔、俺だけにしろ。おやすみ」
名残惜しい気持ちだったけど、今度こそ離れた。

同じテーマの記事

コメント0

しおりをはさむ

関連するブログ記事

  1. ………すっかり外は暗くなっていた…...

  2. 無事に着いたよって夜に電話がきたよ。家に着いて疲れてるの...

  1. 腕を組んだまま少し歩いて、また手を繋いだ。そろそろ帰...

  2. 楽しい

    2016/02/03

    あっと言う間に、別れ道に来た「じゃあ」手を離そうとし...

    恋愛中心

    • 104
    • 0

このページのトップへ

GIRL’S TALKにログインする

Ameba新規登録(無料)はこちら

2/28 編集部Pick up!!

  1. 子の成長の遅さを指摘された
  2. 「草食系男子」がめんどくさい
  3. 友人のインスタ見て嫌いと再認識

人気ブログ記事ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3