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花嫁と祓魔の騎士 ⑧

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テーマ:小説 > 官能小説

2016/10/14 16:32:44

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もっと強くなりたい
もっと頼られたい

アンネが俺を見てくれたら…
俺だけを見てくれたら

俺はそれだけで、
力が湧いてくるんだーーーーーーー。









花嫁と祓魔の騎士 ⑧



俺はゆっくりとアンネの顔を覗き込んだ。
涙が浮かんだ目で、自分を責めている。


アンネは、
産まれた時から大悪魔メフィストに見初められ、
あらゆる魔性を惹きつけて生きて来た。


悪魔たちは、
アンネの家族、
友人、街の人々…
そんな人達を傷付けて、アンネの魂を弱らせた。


そのせいで、時々、
ひどく傷付いている。


自分を責めて、
相手を想うあまりに
突き放した言い方をする時がある。

もう誰も、
自分に関わって、傷付けない様にと。







俺は、、、


どんなアンネでも、絶対に受け止める。
その為に、死ぬ気で修行した。
アンネを守れなければ、
俺は自分の存在すら否定するだろう。
アンネを守って、
一生側に居たい。
一生、離したくない。


アンネが本当に
大切な女の子だからーーーーーーー。




からかってやれば、
アンネは必死に可愛い反応を返す。

こんな〝普通〟のやり取りを、
彼女は今まで諦めていたのだ。
他人と距離を置き、
除け者扱いされていたアンネ…、、、



俺は、諦めさせない。

生きる事も、
楽しむ事も、
そして愛する事も……



そろそろからかいも限界かな?
と思っていると、
やけに物思いに耽るヨハンが目に入った。






『これ、私のお気に入りですのーーーーー』






淡いブルーの、丁寧な刺繍が施されたハンカチ。
俺はそのハンカチに見覚えがあった。
母親にプレゼントされた、と言って、
良く使っていたものだ。


…あれは、アンネの…?




「…それ、何だ?」



心にモヤモヤと、
黒い炎が上がって来るのを感じた。





続く

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