七色の恋~赤い糸、結びました

ナナコの恋の物語

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orange12*ダイ×ナナ

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2016/10/13 17:41:26

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文化祭当日。



私のクラスは夜店を開いた。



暗幕で暗くした教室に

ヨーヨー釣りや輪投げを

セッティングする。



女子は浴衣で接客していた。



『当番があるからゆっくりは話せないよ』



事前にダイには伝えていた。



キョロキョロと

前に一目見ただけのダイを探す。



まだ来てないみたいだな。



しゃがみ込んで

ヨーヨー釣りの当番につく。



「お願いします」



渡されたチケットと引き換えに

釣り針のついたコヨリを渡す。



男の子はヒョイヒョイと

ヨーヨーを釣り上げる。



七個目を吊り上げて

ボウルに入れた瞬間に

コヨリがプツッと千切れた。



「十個以下だから一個好きなの持って帰って下さいね」



「どれでもいいの?」



「はい」



「じゃー、オレンジ色のちょうだい。ナナ」



うん?



顔を上げた瞬間

暗幕が風に煽られて

目の前の男の子が

光の中にハッキリと映し出された。



「ダイ……?」



「うん。はじめまして、だね。ナナ」



「うん!」



笑顔で大きく頷いた。










tbc

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