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ジンさんのセックス~時々 妄想

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小説)女心と空模様2

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/10/13 16:17:35

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「なんて顔してんのよ…」
「だって…」
「ほら!お昼行くよ!」
紗枝に連れられて、社員食堂へ。

「今日のおすすめはしょうが焼きか…うーん、どうしよー」
ランチメニューとにらめっこ。私の横から小さなため息。
「相変わらず優柔不断ね、見た目はそんななのに…おばちゃん!しょうが焼き定食2つね!」
見た目はそんななのに……白シャツに黒のスキニー、髪はいつもアップで、ついたあだ名は女史。でも中身は違う。フレアースカートに低めのヒール。フワフワして女らしい服を着ている彼女は、竹を割ったような性格。
「あ!また勝手に」
「でも、しょうが焼き好きでしょ?それに結局おすすめにするじゃない」
「そ…そうだけど……」
トレーにはごはんと味噌汁、煮物に、食欲をそそる生姜のいい香りが漂っていた。

「あ!あそこでいいわね!」
私の前を歩く紗枝が見つけた席。

マジかー

その席の隣には今 一番顔をみたくない男が座っている。
「早く、恵子!お昼時間なくなっちゃうよ!」
私の気持ちを知ってか知らずか、紗枝は先に席についた。

鬼軍曹はスマホ片手に食べている。私をチラリと見ると、すぐに視線を戻す。
「頂きます!」
味噌汁を一口。
「あー美味しい!」
「うん、美味しいね!」

お昼くらい嫌なことを忘れて食べよう!

「昼飯時に悪いが、さっき話した企画書の直し……いつ出来る?」
聞きたくない言葉が聞こえてくる。
「えー……明日には出します…」
「わかった、頼むぞ!じゃお先に」
後ろ姿を見送ると、ため息しか出ない。
「相変わらず、いい男ねぇ、部長は」
紗枝は鬼軍曹のファンだ。紗枝みたいに隠れファンは多い。でもみな彼の直属の部下ではない。
「それは部下じゃないから言えるのよ…ほんとに鬼軍曹だから…」
「えーでも独身でしょ?案外白馬の王子様かもよ?!」
「ぶっ……ちょっと冗談でもやめてよね!」
思いがけない言葉に、味噌汁が逆流した。
「ごめん、ごめん……」
「あー今日は何時に終わるかな…」
「そう言わないの!どうせやるんだから、ね!」
「はい……」
紗枝はいつでも前向き。どんなときも笑顔を欠かさない。私はそんな彼女を尊敬しているし、そうなりたいと思うこともある。

「それに週末はイタリアンに行く約束したでしょ?それを楽しみに…ね!」
「うん!」
仕事以外の唯一の楽しみは食べ歩き。新しい店を見つけては、紗枝と休みの日に行っている。今回、なかなか予約のとれないイタリアンの店。2ヶ月待って、ようやく予約日がくる。

それを考えながら、デスクに戻った。自然と笑顔になっている自分がいた。

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