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Hypnotic

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/10/13 11:29:05

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昨日まで、浅野君に興味もなかった。
なのに、…今日はすごくドキドキする。


「浅野君は、昨日の方が優しかったね…」

俯いたら、髪がさらさらと下に落ちてゆき、沈黙が流れる。


もう時間だ。帰らなきゃいけない。
お母さんが心配する。

私は、片手で胸を隠しながらベッドの下に落ちている下着とセーラー服を取った。


「…帰んの」

「ん」

ベッドで力なく座っている浅野君に背を向けて、薄いブルーのブラジャーを胸に当て、ホックを止めた。
サイズの合っていないブラジャーからこぼれ出しそうな胸を収める。

セーラーを着て、スカートも上げて、元通りの姿になり、ベッドに腰を下ろした。

重い腰が上がらないような浅野君は、私に貸してくれた服を袋から出し、着始めた。

「送る。危ねえから」

「いいよ、ひとりで…」

「バカか。お前なんか襲われろ」


酷い言葉の裏側に、心配の色が見え隠れするのを確認するように言ってみた。


「昨日、あのまま襲われちゃったら、私どうなってたんだろう」

「…………んなこと考えなくていいよ」



浅野君の気持ちがつかめない。

オナペットだって言ったり、心配してくれたり。突き放したり…。
私、平気なふりしているけど、浅野君の言動ひとつひとつに傷ついて、翻弄されている。


着替え終えた浅野君が、部屋のドアを開けようとする。
ドアノブに掛けた手を握ったら、浅野君は私を思い切り抱きしめた。

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