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【小説】ボク恋~大学生編~(BL*R18)

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お土産【279】

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テーマ:小説 > BL

2016/10/13 17:20:00

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★ボクはそれでも恋をする★       





風呂からあがり、身支度をすませると、
旅館を出て、徒歩で街へ向かった。

始めは山道だったが、次第に温泉街へ
入っていき、街並みが賑やかになってくる。


「見て見て!」

「どれ?」

「あそこのお土産屋さん」


タクミの指さす方を見ると、店先にふわふわ
したぬいぐるみのついたストラップがたくさん
揺れていた。


「あのモフモフしたの、いいなぁ」

「見てみるか?」

「うん」


タクミは走って行ってしまった。その後を
ゆっくりリキが追いかける。

ピンクや黄色、青に緑といったカラフルな
ぬいぐるみがぶら下がっていた。

タクミは緑色のぬいぐるみを手にとり、
感触を味わっていた。


「リキ!早く!」

「はいはい」


振り返って手を振るタクミの弾ける笑顔
がまぶしくて、リキは胸がドキドキする。

やっとの思いでタクミの横に並ぶと、
一番気に入ったストラップを目の前に
かざした。


「これ、可愛いよね」


緑色でウサギのしっぽみたいな手触りで
丸いぬいぐるみ。どうみても、マリモだ。


「それは、なんなんだ?」

「温泉まんじゅちゃん」

「は?」


クルッと反対側を見せると、小さな目と
鼻がついていた。


「ご当地キャラみたい。買っていい?」

「ああ」

「じゃあ、リキには黄色」

「俺も?」

「おそろい♡」

「マジか……」


タクミは左右の手に1つずつ持って、店に
入っていった。


「まんじゅちゃんか……」


リキが苦笑いしていると……



「あれ?リッキーじゃん」



と、背後から声を掛けられた。



……リッキー?もしかして俺?



リキは眉間にしわを寄せて、振り返った。
そこにはさっき『勇庵』の遊技場で卓球を
していた3人組がいた。







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