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花嫁と祓魔の騎士 ③

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テーマ:小説 > 官能小説

2016/10/12 13:06:07

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不思議な子、ハルーーー。

どうしてそんなに私を大事にしてくれるの?
どうして、命懸けで守ってくれるの?

年下なのに……
あなたに見つめられると
私の心はざわめいて

全然落ち着かないのーーーーーーーーーーー。












花嫁と祓魔の騎士 ③




私の鞭は虚しく空の椅子を飛ばし、
ヒラリと宙を舞いながら、ハルは私の目の前に迫っていた。

大きな瞳、
悪戯っぽい口元、
整った顔立ちーーーーーー。




大人になったら、相当な美青年になる。
今でも、身長以外は12歳とは思えない言動や、
大人を圧倒する実力の持ち主…。

なぜ、こんなに私を想って下さるのだろうーーーー。


ヒュッと音を立てて鞭を奪われた瞬間、
気が付いたらハルは私の胸に顔を寄せていた。


「あっ…!!
痛っ!!
ハル!?」

ハルの唇が胸元に強く吸い付かれたと思ったら、
大きなキスマークが白い肌にクッキリと浮かんでいた。


「アンネ、お前は俺のものだ。
その身体も、声も、髪も、心もいずれ、全部俺のものにする。

いいかヨハン、俺の花嫁に手を出すな!
ぶっ飛ばすからな!」


「はーーい。多分ね〜」


ヨハンはライ麦パンにジャムを塗りながら、
適当な返事を返していた。


何よ、、ハル…!
何を怒ってるの?

ハルはヨハンの返事で、
もうこれ以上は話す必要はナシ!
と言わんばかりに、私をソファーに連れて行って押し倒した。


「ちょっ…ハル?!」

「アンネのバーーカ。
アンネなんか、一晩中こうしてれば良いんだ」


ハルは、魔道具の中から緑色の紐を出し、呪文を唱える。
すると、緑色の紐からシュルシュルと枝が生えて、あっという間に私の手を拘束してしまった。


「俺とヨハンは、あと数体残った悪魔を倒して来る。
お前はそこで、俺の帰りを待ってるんだ」

行くぞ、ヨハン!
と、半ば引きずりながら、食事中のヨハンを連れて行ってしまった。


「ちょ、ちょっとハル、ヨハン!!」

「いいか、今日は本当にお仕置きするからな。
逃げるなよ、アンネ」


そう言い残すと、ハルはマントを翻して
バタン、とドアを閉めてしまった。






続く

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