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Fictions

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/10/11 11:53:11

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「先生、私も天文部入る。今日お母さんに署名してもらって明日入部届出すから、今日部室行ってもいい?」

村上先生は興奮気味の私に驚いている。


「ああ、いいけど…何だ?昨日は『浅野がいるから嫌』っつってなかったっけ」

「変わったの!」


変わったの。

心が、昨日とは違うの。

浅野君のこと、もっと知りたい。



プレハブ建てのような文化部の部室に辿りつき、天文部のプレートを探し、ガチャリとドアを開けた。


そうっと覗くと、ドアを開けたことに気付いた何人かの部員が、戸惑いの形相でこちらを見る。

「あっ、こんにちは。2年A組の白川碧です。天文部に入ることになりまして…」

「え。女の子?」

立ちあがって出迎えてくれた人は優しげな3年生だった。


「部長の高田です。入部の手続きはまだだよね…?」

「はい、明日村上先生に入部届を出すことになってます」

「そっか、了解。2年A組ってことは、浅野君と一緒?」

と、高田部長が向けた視線の先に、浅野君がふてぶてしく足を机に投げ出し、ヘッドホンを着けて漫画を読んでいた。

マンガみたいな不良の図だな。


その後は、部活動のことについて、一通り説明を受けた。
流星群の時期は、学校の泊まって屋上で観測するらしくて、わくわくした。

楽しそう。

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