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テーマ:家庭 > 夫婦生活

2016/10/10 09:23:05

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当日、朝 モーニングを食べに行った。

年甲斐もなく
晴れて澄み渡った空の下で
短時間のデートを楽しんだ。
いつも以上に夫に触ったが
何も言わず 笑ってくれていた。

昼過ぎ 入院すべく 病院へ向かった
沢山の思い出とともに。

病院の玄関をくぐる前
本気で取り組んで がんばろね
早く帰ってきてね
泣きそうになるのをこらえて それだけ言った。

「わかったよ すぐ帰ってくるよ」
夫は私の頭をなでながら
大丈夫だよと笑ってくれた。

まだ 私が包まれている。

当日は簡単な検査だけで
何もすることがなく 面会時間のぎりぎりまで 何処に何があるのか 探索したり 慣れない入院生活の始まりを ぼんやり噛み締めていた。

翌日から どの抗がん剤を使えるのか という検査が始まる。
検査続きになる説明を聞くだけで うんざりする。
それを受ける夫は もっとうんざりだろう

病室で 病院食を食べ ベッドに横たわる夫を見ると 前日までの感覚が ガラッと変わり
ああ、病気なんだ…と 思わずにいられなかった。


何も問題は無かったのだけど
機械的なことで 心電図にひっかかり
(少しのことでも 大事になる前に 医師も慎重になってくれているので)
心エコーの検査が追加され
抗がん剤の投与も1日伸びた。
こうやって 既に4日伸びている。

今の段階で 火曜日 胃カメラの結果を待っての投与になるらしい。
けれど 問題は無かったといえ
心臓への負担が大きい方の抗がん剤が1つ消えた。念のためとは言っていたけど
医師が使いたくないと思った薬に分類されるわけだ。

候補はあと2種類

お願い もう 減らさないで。

この先 抗体ができて効かなくなった時
次に待機する抗がん剤は
多いに越したことは無い。


週末 診療もお休みなので
1泊の外泊がら許された。
嬉しかった 夫に絡み付いて過ごした。

昨日、夫を病院に送る時
また 淋しい気持ちを味わったけど
これが最後かもしれないと思っていたことが また一緒に味わうことができて感謝した。

義実家にも顔を出し
義両親にも少し安心を与えられたし
笑って過ごすことができた。

早ければ明日。
胃カメラの結果が良ければ
抗がん剤が始まる
夫の闘病の始まりだ。

何がどう変わるのか
言葉にできない不安がまた襲ってる

どうか 夫にとって
諦めを意味するものにならないで
どうか 夫にとって
辛いだけの闘病にならないで

どうか どうか 未来に繋ぐものになって欲しい

祈るしかない。

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