ブログランキング47

【小説】ボク恋~完結編~(BL*R18)

性懲りもなくBLです。BLとは男子と男子が愛し合う事です。くれぐれもご注意ください。

  • 記事数 2248
  • 読者 548
  • 昨日のアクセス数 5379

赤い髪【272】

しおりをはさむ

テーマ:小説 > BL

2016/10/10 15:17:55

  • 31
  • 0

★ボクはそれでも恋をする★       





リキはタクミと別れて、誰もいないサロンへ
入る。マガジンラックに入っていた宿泊
ガイドを手にして、ソファへ座る。

リラックスして長い脚を組み、雑誌を広げた。

タクミの様子を伺うと、赤い髪をした長身の
男子からラケットを受け取り、何やら自己紹介
をしているようだった。


……学生同士だからかな、タクミの奴、もう
  打ち解けてる。


会話の端々が聞こえてきて、どうやら3人が
大学生というのが判った。

リキは雑誌をめくり、この辺りの温泉宿の
ページを経営者目線で読み進める。


……なるほど、こういう企画も面白そうだな。
  って、俺はもう企画部じゃないか。ハハハ。


これから始まる北の地での仕事に思いを馳せた。

ふと、気づくと卓球をプレイする音が、聞こえ
てこない。タクミを見ると、赤い髪の男に
ベタベタ触られているのが見えた。


……チッ、俺のタクミにベタベタ触りや
  がって。まったくタクミも隙があり
  すぎだよな。


それからは、雑誌を見ていても、全然内容が
頭に入ってこない。
イライラしながら、ページをめくっていると、
最後までめくりきってしまった。

腕時計を見る。


……もう1時間か。いつまでしゃべってるつも
  りなんだ?卓球はどうした、卓球は。


タクミをチラチラと何度も見てしまう。
こころなしかタクミの顔が赤い事に気づき
胸がチリっと痛む。

雑誌を閉じ、タクミをジッと見つめると、
隣りにいる赤い髪の男がタクミの手を掴んだ。


……何!?


そのまま、手を引き上げ、キスを落とした。


……何をしてやがる!


リキは我慢に限界が来て、雑誌をテーブルに
乱暴に置くと、タクミの元へ、大股で歩い
て行った。






同じテーマの記事

コメント0

しおりをはさむ

関連するブログ記事

  1. ★ボクはそれでも恋をする★       砂浜に降...

  2. ★ボクはそれでも恋をする★       ハジメが...

  1. ★ボクはそれでも恋をする★       「だった...

  2. ★ボクはそれでも恋をする★       タクミと...

このページのトップへ

GIRL’S TALKにログインする

Ameba新規登録(無料)はこちら

8/18 編集部Pick up!!

  1. 3年も不倫続ける姉を説得したい
  2. 無意識にマウンティングするかも
  3. 子連れに謝罪され感じたこと

人気ブログ記事ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3