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きゅん♡とするおはなし

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恋をする女 9

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/10/12 12:50:14

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ある日伊藤くんと二人で歩いていたら、「伊藤!」と呼ぶ声。

メッシュ混じりのショートカットに黒のレザージャケット。
ピアスをたくさん付けたロックな格好の女の子。

「久しぶりじゃん!」
しばらく二人は話をしてから、私の方を見て「彼女?」と聞いた。
伊藤くんは迷わず「友達」と言った。

いつもの軽い言い方。
わかっていたけど、やっぱり苦しい。

その子と別れてからもショックを引きずってた。
もしかして今の子とも関係あるのかも…とかグルグル考えていたら、
伊藤くんが立ち止まって、あたしを抱きしめた。
「……ごめん」


……なんの「ごめん」なの?
あたしは期待していいの?しない方がいいの?

結局何一つ聞く勇気なんてないんだけど……。

その後、珍しくすぐ近くのラブホに入った。
いつも大体伊藤くんの家なのに…。



会うとほぼ毎回、エッチはしてた。
割と時間も短くて愛撫も少ない淡白な感じ。

でもあたしが奉仕するのは好きだったから、してあげたことがあった。

これも前彼の調教の成果で、最初歯を当てて散々怒られ、やり方を教え込まれていた。

あたしは気持ちいいと言ってもらえるのが好きだった。
もっと気持ちよくなってほしくて、伊藤くんのをチューペットみたいに激しく吸ったらかなりよがった。
それを続けていたら途中で止められて、あたしの中に入ってきた。

挿入後もいつもより激しくて長い。
外に出した後、伊藤くんはしばらく動けなかった。

「……めちゃくちゃ気持ち良くて、ずっとイッてるみたいだった…こんなの初めて…」

あたしは恥ずかしいけどすごく嬉しかった。

いつの間にか必要とされることに自分の意味を感じていた。
伊藤くんと会っていると幸せを感じて、
その代わりにいつ幸せが終わってしまうのかわからない
不安に常に怯えていた。

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