ブログランキング53

ジンさんのセックス~時々 妄想

昔のエロ話書いてます!妄想あり。あの人と再会したら?官能&恋愛小説も書いてます!

  • 記事数 1426
  • 読者 2218
  • 昨日のアクセス数 7027

小説)虎70

しおりをはさむ

テーマ:小説 > 恋愛

2016/10/08 22:10:03

  • 113
  • 0

「どうしたの?仕事はいいの?」
ラフないつもの蘭子。まともに顔を合わせるのは一週間ぶり。
「まぁ…乗れよ」
「うん」
助手席に蘭子を乗せて車を出した。

「ここ…」
「……久しぶりだな、二人で来るのは」
よく3人で来ていた山の峠。ここは俺にとって忘れられない場所。蘭子に初めて気持ちを話した場所。蘭子はここから見下ろす街の夜景が好きだ。

「少し変わったけど…やっぱり綺麗だね…」
柵から身を乗りだし、夜景を見ている蘭子。その横顔は昔も今も綺麗だ。

「蘭子……これ…」
「ん?何……ケーキ?」
それは家に帰る途中で買ったコンビニのショートケーキ。申し訳なさそうにイチゴがひとつのっている。
「こんなので…悪いな……誕生日おめでとう」
蘭子はニッコリと笑った。
「今度、飯でも食いに行こう」
「いいの……いいんだよ、ヤス」
蘭子は俺の手からケーキを受けとり、俺の頬を撫でた。
「忙しいのもわかってるし、大変なのもわかってる……誕生日、忘れてたでしょ?」
「……やっぱり…バレてたか…」
「ふふ……でもいいんだ…ちゃんと私の側に戻ってきてくれたらそれでいい……」
「……蘭子…」
「コンビニのケーキだって、ヤスが私のために買ってきてくれたんだったら、どこのケーキよりも美味しいよ!」
蘭子は蓋をとり、ケーキを手でつかんでパクリと食べた。蘭子の顔には生クリームが所々ついている。
「ん!やっぱり美味しいよ!」
「……お前…やっぱり面白いな…」
笑いがこぼれる。
「ん!」
俺の口に入れられたショートケーキ。
「ほら!美味しいでしょ?」
「……ああ…」
二人で夜景を見ながら、ショートケーキを食べた。それは蘭子の言う通り、今まで食べたケーキの中で一番旨かった。

同じテーマの記事

コメント0

しおりをはさむ

関連するブログ記事

  1. 誕生日の週末は洋二郎さんと過ごした。『綺麗めなかっ...

  2. 敵視

    04/29

    実は、小山恭子は私を敵視する女2号。昔、同じ様な人がい...

  1. うやむや

    2014/04/05

    冷戦はうやむやに解消。冷戦期間中に私の誕生日がありまして...

  2. 美味しい食事も終盤に差し掛かり食後のデザートが出てくる時間...

このページのトップへ

GIRL’S TALKにログインする

Ameba新規登録(無料)はこちら

3/27 編集部Pick up!!

  1. 「無視」指令で親友が離れた
  2. 義母ストレスで不眠になり流産
  3. 1時間以上も叫び声が聞こえる

人気ブログ記事ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3