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【小説】ボク恋~大学生編~(BL*R18)

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大の字【268】

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テーマ:小説 > BL

2016/10/08 17:40:16

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★ボクはそれでも恋をする★       





お腹一杯になると、眠くなるの法則が
発動され、料理を下げにきたときに
布団を敷いてもらった。

タクミがゴロンと大の字になると、リキは
その横に添い寝する。


「タクミ、寝るなら歯を磨けよ」

「は~い………」


返事をするが、そのまま目を閉じてしまう。
リキは肘をついて頭をもたげ、タクミの髪を
撫でる。


「あ~あ、寝ちゃった。こんなに美味しそう
なのが目の前にいるのに、お預けか…」


残念そうに苦笑し、タクミの頬にキスを
落として、布団をかけた。
部屋の明かりを消し、隣りの部屋の
ソファに座る。

目を閉じると、今までの事が走馬燈の
ように思い出された。


「はぁ、いろいろあったな……」


いつしかリキもソファで眠ってしまった。







早くに寝てしまったので、深夜の半端な
時間に目がさめる。


「にゃ?」


隣りの布団をみると、リキがいない。


「あれ?」


不安になったタクミはモゾッと起きだし、
平たいままの布団を確かめる様にポンポン
、ポンポンと叩く。


「いない……リキ……どこ?」


キョロキョロ見渡すが、部屋が暗くて
よく見えない。


「リキ……ねぇ.…どこ?……どっか
いっちゃったの?……」


布団の上に膝を立て、目を細めてもう
1度、当たりを見渡すが、部屋の暗さと
視力の悪さ、隣りの部屋との間にある
パーテーションが邪魔をして、リキが
いることが判らなかった。


クスン







タクミの淋しそうな鼻をすする音に
リキの意識が浮上した。


「こんなところで……ん?」


隣りの部屋から……


『リキ……』


自分を呼ぶ声が聞こえる。


「タクミ…」


ハッとして立ち上がり、タクミに
駆け寄る。


「リキ!」

「どうした?怖い夢でも見たのか?」

「うんん、リキがいなかったの」


タクミはギュっとリキにしがみつく。


「うっかり、ソファで寝てしまってた。
安心しな。ちゃんといるから」

「うん」


タクミはリキの胸に頬をキュキュキュと
こすりつけた。





△(^^)

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