叶わない片思い。

結婚式前夜、私の片思いが始まった。

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藤原さんの提案

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/10/07 16:24:03

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昼前に目が覚めてシャワーを浴び
支度する。

今夜は藤原さんとの打ち合わせで遅く
なるかもしれない。
なにか食べ物を用意しておこうか…
そんなことを考えつつ、鏡を見ながら
いつもより身だしなみを気にしてしまう。

「顔色…は悪くない。でも目の下のクマ
ちょっと隠さなきゃ。」

ファンデを目の下にしっかり塗り
少しでも隠れるようにした。
ここんとこレシピ作りで帰りも
遅かったしちょっと寝不足だったせいだ


でも、こうして考えてる間は
隼人のことで気落ちすることはなかった
それが自分のモチベーションを上げていた。


持っていくレシピ本をチェックして
バッグを手に取り、部屋を出た。
外は晴れていてスッキリした空気。

私は仕事場へ向かった。



お店に着くと、麻子がもう開店準備を
始めていた。
「あれ、今日は早いね〜。」

私はいつもより1時間くらい早く着いた。
落ち着かないから少しでも動いていたい。

「うん。今日さ…藤原さんが仕事の
打ち合わせでくることになってて
その準備にね」

「そうなんだ!
あの話受けることにしたんだね。」


「んー。まぁ、仕事が増えるに
越したことないしね」

麻子は私の顔を見て笑い背中をポンっと叩く
「ふーん?まあ、そうだね。
でも、良かった。
このごろあんた楽しそうだもんね」

麻子の顔を見て見透かされた気がして
少し気まずい。

「さ、麻子はメニューの下ごしらえに
入ってください。私はカクテルのフルーツの
準備するから」

「はいはい。」

彼女は楽しそうに笑いながら
キッチンの方へ向かった。

顔を逸らし、気を取り直して
買っておいたオレンジを手に取り
カットしながらタッパーに詰めていく。
今夜は客足が長引かなければいいな…
そんなことを思いながら時間を気にして
開店準備を進めた。

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