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【小説】ボク恋~大学生編~(BL*R18)

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女将さんは…【263】

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テーマ:小説 > BL

2016/10/06 15:53:53

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  • 2

★ボクはそれでも恋をする★       





仲居さんに案内されて、客室へ入った。
とても趣のある広々とした和室で、
趣味のいい掛け軸と、生け花が疲れを
視覚から癒してくれる。


「おいでやす」


香りのいい煎茶を入れてもらい、ほぉ~
っと息をつく。部屋の案内が一通り終わる
ころ襖の外から声が聞こえてきた。


「失礼します」


襖があくと、上品な和服姿の女将が三つ指を
ついていた。


「ようこそおいでやす」


綺麗な所作で部屋へ入り、再度ごあいさつ。
そして、宿帳を差し出した。

タクミはこの慣れない一連のことに、
ガチガチに緊張して、正座をし、身動き
できなくなってしまった。


「タクミ、足をくずしてもいいんだよ」


リキにクスクスっと笑われ、顔が熱く
なる。女将も笑顔で『どうぞ』と
促してくれた。

リキが宿帳を書き、手渡すと、女将
の笑顔がふいに消える。


「あの……失礼ですが、原田様はもしか
して……」

「いえ、違いますよ」


まだ、質問もされていないのに、否定する。


「それは、失礼いたしました。それでは
ごゆっくりお寛ぎ下さい」


と、入って来た時と同じくらい美しく
去っていった。


「リキ、女将さんって何を聞こうとしたの?」

「実はね、ここはヨシノの両親がやってる
旅館なんだよ」

「………奥さんの!?」

「別れた奥さんね」


リキはちょっとだけ、強調した。


「どうしてここにしたの?」

「一人で来るのが怖かったからかな」

「女将さんは奥さんのお母さん?」

「元奥さんのな」


タクミは納得した。


「一度、泊まってみたいって思って
たから、これでもう心残りはない」

「奥さん……元奥さん、ここにはいないの?」

「ああ」


リキはタクミを抱き寄せ、おでこにキス
を落とす。


「元奥さんの話はおしまい。女将さんも
気持ちをくんでくれたみたいだから。
さ、ここからは俺とタクミだけの時間
だよ。さぁ、何して欲しい?」


リキの手が、タクミの耳元をコチョコチョ
っとくすぐる。


「うふふ、う~んと……」


と言って、顎をあげ、目を閉じた。






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コメント2

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  1. ☆エリス☆さん(36歳)ID:5346596・10/06

    みゆきさん

    !Σ( ̄□ ̄;)しまった!
    すぐ、直します。

    ご指摘ありがとうございます。
    なんの疑いもなく、打ち込んで
    おりました。

    また、SMAPが出てきたら(笑)
    教えて下さい。
    いや、SMAP以外でも……( ̄ω ̄)

  2. みゆきさん(38歳)ID:5346382・10/06

    中居さんではなく、仲居さんです(笑)

    一瞬…SMAPの中居くんが案内したのかと思いました(笑)

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