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Hypnotic

藤田先生と千晴編。

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/10/05 16:09:09

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でも、あまり長くても心配するだろう…
意を決して、シャワーをとめてお風呂を出た。


洗面所で、着替えもまだ受け取ってないことに気付く。


「あ、浅野君、着替え…ごめんなさい、もらってなかった…」


少しだけドアを開けて覗くと、浅野君がドア越しに待ってくれていた。
バツの悪い顔で、顔をそむけながら着替えをくれる。



学校では嫌なこと言ってきたくせに、やんちゃそうなのに…
そういう態度なんだ。


彼から、ドキドキが伝わってきて、なぜか私も胸のドキドキが止まらない。


自分は東野君が好きなんだと思っていたのに。
優しくされたら誰にでもこうなの?

何故こんな簡単に浅野君にドキドキしちゃうのだろう…



浅野君のジーンズと新品のボクサーブリーフを借りた。
我ながらとてもずうずうしいが、恐怖の後に縋る相手がいてよかった。気が紛れた。


それらを穿いて、彼のいる部屋まで行くと、浅野君は畳の上であぐらをかき、私の気配に気づいて顔を上げる。


「あ…上の服もいるよな。下ジーパンで上セーラー服じゃもんぺじゃん」

「プッ」

本当だ。

くすくす笑いが止まらない。浅野君は服を取りに行ってくれて、部屋に一人残る。

おうちの人はいつ帰ってくるんだろう。
綺麗なおうちだし、散らかってもいないし。

失礼だが、もっと荒れた家庭環境を想像していたので、浅野君はきちんと育てられているのだなぁと感じた。

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