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カッコいいけど、恋には臆病な十和。ガサツで女の子らしくない一瑚。 双子の恋愛模様

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side Towa #21 変な女子高生

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/10/05 14:29:37

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「お母さんと真奈美さんて…?」

話が途切れたタイミングで、
僕は気になって仕方なかったことを尋ねる。


「ん? ああ…、昔同じお店で働いてた」
「主人と相沢くんも、同僚だったしね。
今は、朋くん、会社やめちゃったから、あれだけど。
相沢くんの年賀状は、毎年うちに届くよ」
「あー、穂積、まめだから」

母親同士も父親同士も、同じ職場って…。
僕が助けたあの女の子と、僕たちにそんな繋がりがあったなんて。


真奈美さんは、僕の方に視線を向けて、
ふんわりと目を細めて笑った。


「小さい頃の写真は年賀状で見たことあったけど、
…こんなに大きくなったんだね。
今日は娘を助けてくれて、本当にありがとう」

お母さんよりも年上の女の人に、
深々と頭を下げられて、僕は心底戸惑う。


「や。あの…人として当たり前のことをしただけ、っつーか…」

「なかなか咄嗟に行動できないよ。
蘭はちょっと危なっかしいところあるから。
わたしがちゃんと見てなきゃいけなかったのに」

凜さんにまで誉められて、ホント困る。


それに…1才2才の子どもならともかく、
高校生の妹を『目が離せない』って。
しかも、責任を深く感じてるらしい凜さんの
言葉や表情が、妙に僕の印象に残った。


「蘭さん、もう大丈夫なんですよね…?」

「うん。一応明日までは検査と様子見を兼ねて、
入院することになって。
当の本人からも、お礼言わせに来るから、待っててね」

「いやもう本当、十分ですっ」

「十和くんて、遠慮がちなんだね」

照れ笑いしてたら、何故か隣にいたカコに、
太股つねられた…地味に痛い。
つーか、なんで?


「何すんだよ、カコ」

「でれでれしてるから、顔、引き締めてあげようと思って」

「いつ僕が…」

「仲いいんだね、付き合ってるの?」

僕とカコのやりとりを聞いてた凜さんが、
くすくす笑いながら、聞いてくる。


「まさかっ」

ふたり同時に否定したら、また笑われた。


「隣に住んでる幼なじみで、今は同じ部活ってだけの、
赤の他人です」

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コメント2

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  1. スズカさん(91歳)ID:5344513・10/06

    サラさん

    お久しぶりです(*^^*)
    こちらこそ、あちこちふらふらすみません。
    気づいてくださって、嬉しい(*^▽^*)

  2. サラさん(25歳)ID:5338572・10/05

    紗夏さん、こちらではお久しぶりです⊂((・⊥・))⊃

    いや〜〜咄嗟に気づけない自分に腹がたつ〜〜
    そうか〜〜日下部さん。ここで出てくるんですね、、、

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