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小さな鼓動 20

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2016/10/05 14:33:58

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手術の前日は夕方病院に行って、前処置があると聞いていた。
子宮口を広げるための器具を入れるということだった。


その前処置の前日の夜だった。


ナツくんが突然言った。

「産んでもいいよ」


「え…………」

この1週間私が一番聞きたい言葉だった

…………はずだった。


「やっぱりどう考えても、すーに中絶させることが俺には辛すぎる。 
 『産もう』って一言を言ってしまえば俺は楽になれる。
 すーが産みたいなら産んでもいいよ」

私が感じたのは、嬉しい気持ちでもなんでもない。
怒りだけだった。

「その代り、何回も言ってるけど、産んでカイとゆんが不幸になっても俺は責任とれない」


「……私がどんな気持ちで!」

どんな気持ちで明日を迎えようとしているか。
なんでこんな時まで自分のことばかり…。


ただ、私はナツくんの気持ちは理解は出来ないけど、推測は出来た。
でもナツくんは間違っている、と思っていた。
ナツくんは産むことが逃げることだと思い込んでいる。
そうじゃなくて、産んで育てること、これから先の苦労すべてから逃げているのに。


私は、それを言わなかった。
言っても多分ナツくんには理解できないというのもあったけど。


「……そうやって投げやりな気持ちで産んで、この先ナツくんがこの子を産んだことを後悔しない?この子を恨まない?
 私は産むにしても産まないにしても、二人でしか無理だって言ったよね?」
「……中絶しても、お前は俺を恨まないでこの先幸せになれるのか?」
「幸せになる!何が何でも!!」


……そうじゃなきゃ、なんで中絶したのかわからないじゃない。

家族4人の幸せのために、小さな命を犠牲にすることを選んだのに。

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