ヒナの人生

小さな幸せを探して。

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私の決断。

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2016/10/06 08:05:01

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のん君が帰って来ると、私の泣いた事に直ぐに気付き、『ヒナ、泣いちゃった⁈』と優しい顔で尋ねギュッと抱きしめてくれた。




でも、私の頭の中はレン君との事を話さなきゃ!そればかりだった。




そして、私はのん君から離れ『のん君に話さなきゃいけない事があるの。』そう伝え、リビングのソファーに二人並んで座った。



そして、のん君の帰りが毎日遅い事が不安で仕方なかった事、お義父さんやレン君が毎日くる事がいつしか嫌になっていた事、そして、今日レン君に告白されキスしてしまった事を正直に話した。
そして、全て話した上でこの家を出て、ここへ越して来る前まで住んでいた家に戻りたい事を伝えた。




のん君は、私の話をどんな気持ちで聞いていたかは解らない。
ただ、私だって悩んで悩んで出した決断だった。




私とのん君は再婚同士。
ましてや、私にはあっ君とココがいたから、のん君から結婚の言葉が出た時に一番最初に頭に浮かんだのは、まだ顔も知らないのん君の両親の事だった。
ましてや、のん君は職業は医師。
のん君だったら黙って居たって若い女の子が周り近寄ってくる。
きっと、両親だってコブ付きの私なんかより、若い子との再婚を望むだろう。




そんな不安を抱いていた。




だけど、のん君の両親は違った。




あっ君やココへの溺愛ぶりは、他所の祖父母と変わりなく、最初から本当に可愛がってくれていた。
あっ君やココが欲しいと言うものは、誕生日やクリスマスに限らず何でもない日に買って家に届けてくれた。




映画だって、アンパンマンや戦隊もののショーだって、嫌な顔一つせず付き合ってくれた。




私に対しても、実の娘の様に優しい母や父の心で包み、いつも見守ってくれる。
のん君の浮気が発覚した時だって、お義母さんがのん君に対し『今ののんにヒナちゃんや子供だちと一緒に暮らす資格はない!出て行きなさい!』そう言って、のん君を実家に返し不安定な私から片時も離れず一緒に居てくれたお義母さんには、本当に感謝してもしきれない。




今、私とのん君が夫婦でいられるのは母の存在がやっぱり大きい。




そんな義両親が建ててくれた家を出たいだなんて、私は絶対に言えないし言ってはいけないと思ってた。




でも、私とのん君があっ君やココ、瞬と家族でいる事を一番望んでくれているのもまた義両親だと思った。



ここへ越してきてから狂い出した私とのん君の歯車を、元に戻すにはここを出る選択しか私にはないと思った。





ましてや、レン君の気持ちを聞いてしまった以上、私はここへいたら大好きなのん君すら失ってしまう。そんな事を考えると、ただただ恐怖でしかなかった。





だから、私は自分の気持ちを全てのん君に伝えた。

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コメント2

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  1. レミさん(101歳)ID:5352640・10/07

    のん君は、ヒナちゃんが実家のご家族と仲良くしてるので寂しくないと思ったのかしら?

    だから、仕事に没頭できた?それとも遅く帰る理由は他にあったの?

    でも、どんな理由があっても辛かったですね。

    ヒナちゃんの今が、お幸せでありますように……!

  2. ミオさん(51歳)ID:5345143・10/06

    久しぶりにコメントします。
    全て順調にいっていると思っていました。
    そんな事があったのですね。
    苦しかったですね。
    吐き出せてよかったと思います。

    さて、のん君が出した答えは……。

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