アリスさんのブログ

恋愛小説ふう回顧録、ときどき普通

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なんか素っ気ない

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テーマ:小説 > 短編

2016/10/03 21:20:30

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リリは不思議だった。
ここ3ヶ月くらい、村雨が話しかけてこない。
まぁ、そんなに話すこともないんだけど。
なんでだろう?
あのあと、何かあったかな?聞いてみたいけど
聞くことが出来ない。
ずっとモヤモヤする。
そんな自分が嫌い。
そのとき、彩希が声かけてきた。
「リリ~、久しぶり。なんか元気ないね。
ちょっとカフェに行かない?近くに美味しいお店あるから。」
「あ、ありがとう♪」
彩希はカフェに入ると慣れたように注文する。
「すみません、珈琲1つ、あとオススメセット1つ
お願いします」「かしこまりました」
注文を聞いた店員さんがイケメンだった。
「わぁ。癒される。ありがとう」
「ねぇ、ここは注文した人にだけ占いしてくれるんだって。さっきの店員さん、占いが本業だったらしいよ。
あとでやってみよう!」
「うん!」
「やっとリリが笑った。リリは笑顔が一番だよ。
どうしたの?」「あのね、新しい職場を紹介して
くれた人が話しかけてこなくなったの。それも3ヶ月。
辛いよ。もともと幼なじみな関係だったの。
おかしくない?何かあったかな?気になるけど
聞くに聞けなくてずっとモヤモヤしてるの。
どう思う?」「私はリリとその相手の関係のことは
よく分からない。でも、それは女絡みだね。そっと
しておいたら。いつか声かけてくるよ。大丈夫。
信じてみなよ。大事な相手なんでしょ。」「うん」

「お待たせしました。珈琲とオススメセットです」
珈琲のいい香りとアップルパイとアイスティがあった。
「リリ、食べよう。半分こね。」
彩希が手際よくナイフで切り分ける。
「なんか、色々やってくれてありがとう。役に立てなくて
ごめん」
「いいの、いいの。私の勝手なお節介なんだし。
それに、元気になって欲しいと思ったから。」
「いただきます!あ、美味しい。」声が揃った。
おもわず笑みが零れた。「お客さま、笑顔が素敵ですね」
「え?」「そのアップルパイ、僕が作りました。
食べた人が笑顔になるように願いを込めて作ってます。」
「そうなんですね。ありがとうございます。」
「あの、占いしてくれるって聞いたのですが
1つ見てくれますか?」
「分かりました。こちらへどうぞ。」

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