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雨・・・2

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/10/02 20:57:19

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どこも行くとこがない・・・・


違う・・・・

ここは地元で幼稚園から大学まで地元で過ごした。

同じ歳の彼と出会ったのは24歳の時
大学院を卒業し、銀行のシステム部に就職し、2か月後同期とコンパに参加して彼と出会った。
彼はロボット開発の会社でシステムエンジニアとして2年目の社会人だった。

居酒屋でのコンパ
隣同士に偶然座り、会話が繋がらない好きな歌手の名前を出すと同じアーティストback numberが好きで、ドラゴンボールの漫画の話などで会話が弾み、一緒にライブに行く約束をし、電話番号を交換し、仕事帰りに会うようになり、休日も一緒に過ごすようになった。
2年前から同棲

新人を指導するまでは、女性からのラインなんてなかった・・・・
彼女が現れなかった・・・
あの表示を見るまではただの相談と思って相手にしなかった・・・

でも不安だった。何度も聞きたくて聞けなくてを繰り返した。



リユックからスマホを取り出す


隆治からの何度も着信とラインメッセージあり
無理・・・・

彼の電話番号を電話帳から消す
電話帳に登録がある人からの電話しか出ない設定
ラインも削除し、 ブロックにする

行くとこはない・・・・

駅の改札を抜けたところでスマホとにらめっこ。

誰に電話しよう?

誰かかけて来て・・・・

祈る・・・


「かかってこないよね」一人で呟く。



「あかね」
知っている人に呼ばれた気がして振り返る
傘を手に持った50歳代の女性
白い七部シャツに黒いズボン、ベージュのパンプス姿の母だ

母は大学病院で看護師をしている。
昔から同じ病院に勤め今は看護部長らしい。
父は単身赴任でニュージーランド。もう3年目。

「お母さん」
言うなり涙が溢れだした。

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