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テーマ:小説 > 恋愛

2016/10/01 15:23:37

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正樹はよほどお腹が空いていたのか、からあげをパクパクと口に運んだ。
そういう様子を見ると、正樹のためにご飯を作ることは嫌じゃないと思う。

かおりの料理に対して派手なリアクションこそないが、特に文句や注文を言う人でもなく、食べ物や味付けに好き嫌いもないため、楽と言えば楽なのだけど。

食事を終えてしばらくテレビを二人で観た後、正樹はそろそろ寝室に行くか、と腰を上げた。
「あ、明日遅くなるから。同期と飲んでくる。」
「ああ、私も懇親会で飲んでくるから、ちょうどよかった。」
「どこで飲むの?」
「新宿。正樹は?」
「たぶん、新橋。まあ、一緒に帰れたらと思ったけど、新宿からなら湘南新宿ラインか。」
「そうだね。時間によっては山手線で品川に行って乗り継ぐかもしれないけど。」
「そう。じゃあ、また帰るとき連絡して。」
「わかった。」
正樹は空いたビールグラスを台所に下げて、寝室へと向かった。

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