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しのぶ

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720 どっぷり家族

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テーマ:雑感 > 人間関係

2016/09/30 16:44:36

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秦さんに会うと言って出かけた浩平が事務所に戻って来たのは、私の遅い昼頃。ふたりが都合よく散歩に出ている頃。

『ご無沙汰しているけど、秦さんはお変わりなかった?』

『うん、永遠の事褒めてた。年の割には冷静で判断が早いって。』

『それって褒められる事なのかしらね。
今時の子ってもう少し弾けてるんじゃないのかしら。
永遠が耐えるとか堪える事を覚えてしまったのではないかって、気になってたの。
色々あったから。
もっと手をかけさせてくれてもいいのに。
お利口さんすぎる気がして。』

『かあさんだねえ。
心配ないと思うよ。夕べだってしっかり付き合ったし、あれでさ、結構下ネタもいけるんだよ。
俺からみたら極普通の野郎だよ。
たださ、このうちは女が強いでしょ。だから気を使ってるだけなんじゃないの。
ばあちゃんには刺激的すぎる、ハハハ。』

そんな事ならいいのだけれどね。

『それから、店のファイル見せてくれる?
秦さんがしのぶに見せてもらった方が早いって言ってたから、』

『ホイホイ、今度は経営者だね。
はい、どうぞ。』

それから暫く質問に答えたり、細かい説明をしたり、その途中で晴美とマキちゃんが戻って来たけれど、仕事モードを察してか絡むことはなかった。

帰って来た洋平と昼を食べてから、ふたりで出かけて行った。
今日も定時で上がる予定だ。

明日は文化祭。浩平も付き合うことになっている。
瞳子がしきりに念を押していた。

『こんな時に帰って来るなんて、そう言うことになってるんだから、
絶対に来てよね。
ちゃんと決めて来てよね。自慢できるくらいに。』

『なあに、浩平は瞳子のアクセサリーなの?
じゃばあちゃんたちは何になるのかしらね。』

『あのね、瞳子のおばあちゃまたちは、何でもできるスーパー主婦なのねって、みんなが言ってるわ。
だからいつでも自慢のばあちゃんたちよ。』

それならおまえのかあちゃんは何なんだい!と突っ込みたいけれど、あまりの調子の良さに笑えてしまう。

どんな舞台が待っていることやら。

さあ、サッサと片付けてしまおうか。
何だかどっぷり家族の今日この頃、だな。

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コメント1

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  1. しのぶさん(99歳)ID:5304296・10/01

    ココロさん
    現実はそれなりですよ。
    でも瞳子がそう思ってくれるのは嬉しいです。

    誰だって、自分の家族が一番ですものね。

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