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切ない恋の物語 

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高校時代127

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/09/30 12:51:41

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付き合い始めた時は
どうなる事かと、不安もあったけれど


純平との付き合いは順調だった。


学校では相変わらずの
ポーカーフェイス


なのに、私と2人っきりの時には
まるで別人のように優しくて


そのギャップに驚かされながらも
自分は特別なんだ…と
嬉しい気持ちでいっぱいだった。


“ 恋をすると綺麗になる “


そんな言葉を聞いた事があるけれど


「最近、綺麗になったね。」


お世辞かもしれないけれど
何人かにそう言われて
とても嬉しかった。


私達は、純平の部活の関係で
ゆっくり会える時は少なかったけれど


毎日学校で会えたし

毎日、LINE してたし

テスト前には一緒に勉強したり

純平の試合の日には
応援に行ったりと


関わる事はとても多くて
全く不安も寂しさもなかった。



諒太とは
あまり会わなくなっていた。


何故なら、昼休みや放課後に
ちょこちょこ遊びに来てくれてたのに
純平と付き合い始めてから
一切来なくなったから。



多分…気を遣ってくれたのだと思う。



そして、私自身も
トイレに行く時にも
彼のクラスを覗く事がなくなり


多分…彼も、教室から私を見かけても
声をかけてこなくなった。


放課後、サッカー部のグラウンドを
見る事もなくなり


雄大には、たまには遊びにおいで…と
何度か誘われたけれど


意識的に、母の用事以外は
山田家には、行かないようにしていた。


幼なじみだから
会わなくなるなんて不可能だ…


そんな風にずっと思っていたけれど


お互いに、会おうとしなければ 
案外、会わずに済む事がわかった。


最初は、それが
何だか寂しかったけれど…


会わなくなれば
次第に、その環境に慣れてくる。



何よりも、純平がいつも
そばにいてくれて


私に笑顔をくれたから



気付けば


諒太の事を考える事は


殆どなくなっていた。






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