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【小説】ボク恋~完結編~(BL*R18)

性懲りもなくBLです。BLとは男子と男子が愛し合う事です。くれぐれもご注意ください。

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腹痛【250】

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テーマ:小説 > BL

2016/09/30 15:57:04

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★ボクはそれでも恋をする★       





日誌の書き方を無事覚え、タクミは疲れて
その夜はコテンと眠ってしまった。





順調に実習も研究も進み、時間は瞬く間に
すぎ、5日目にちょっとした事件が起きた。

朝からシンジがお腹が痛いといって、布団
から出てこない。こんなことは初めてだと
先生たちが口をそろえて言う。


「虫垂炎とかだったら大変なので、病院へ
連れていきたいのですが、出てこないん
ですよね」


と、低学年担当の女性教員が部屋の
前で困り果てている。そこへ、タクミが
呼ばれてやってきた。


「あっ、梶先生」

「シンジ君、お腹が痛いそうですね」

「ええ。でも、なんか様子がおかしくて、
精神的に何かあるみたいですね……。
梶先生が見る感じはどうですか?」

「ここ2~3日は別段変わった様子はなかっ
たですけど」


同部屋の生徒たちはすでに朝食をすませ、
教室に入っていた。

その子たちの話でも、シンジは腹痛を訴え
布団から出てこないらしい。
夕べは普通に過ごし、ちゃんと挨拶も交わ
して布団に入ったという。


タクミはう~んとうなって、首をかしげる。
担当の先生もう~んとうなる。


「あの、ボクが直接話をしてもいいですか?」

「梶先生、大丈夫ですか?彼はかなりナイーブな
子ですよ」

「細心の注意をはらいますので」

「でも……やはりカウンセリングの方がいらして
からの方が……」


確かにそうであるが、タクミは1つの仮説を
もっていた。


「ボクに任せてもらえませんか?」

「あなた、まだ学生でしょ」

「はい。でもシンジ君とは小さい時からの
友達です。任せて下さい」


と、頭を下げる。


「判ったわ。でも、異変があったら、すぐに
知らせて下さい」

「はい」


まだ不安気な担任だったが、タクミを部屋へ
通した。




「シンジ君」

「……」

「お腹、痛いんだって?どの辺が痛いのか
教えてくれないかな?」

「んん」


シンジから、とりあえず反応があってホッと
した。





△(;´・ω・)

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