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切ない恋の物語 

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高校時代126

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/09/29 13:54:04

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「まゆ、ちょっといい?」


一時間目が終わり
チャイムが鳴ると同時に


純平が、私の席にやってきた。


ミオを見ると
ニッコリ笑いながら
頷かれた。


純平と一緒に教室を出て
美術室の近くにある
階段の下の隙間の
誰も来ないようなスペースに
連れていかれた。


「へぇ~、こんなところあったんだね。」


キョロキョロ見渡していると
いきなり後ろから
ぎゅっと抱きしめられた。


「純平…?

ど…したの?」


「別に。


ただ…泣きそうな顔してたから。」


抱きしめられたまま
くるりと振り向き、見上げると


優しい眼差しで、見つめられた。


ミオと話をしていた時は
嬉しくて、少し涙ぐんでしまったけれど


そんなに顔に…出ていたのだろうか?


興奮なのか、スリルなのか


はたまた、緊張なのか…


ドキドキして


脈がどんどん上がっていく。



「誰か…きたら…大変だよ。」


「ここなら、誰も来ないよ。」


彼の吐息が耳元で感じられ
身体がビクンと反応する。


「まゆ…力入りすぎw」


「だって……

ここ学校だよ(>_<)」


ドキドキしながら
少し前屈みで、体を丸めていると


純平は、笑いながら
身体を離した。


「青柳と…何かあったの?」


「え?」


「自習時間、なんか真剣に話してたから。」


「ううん…


何かあったとかじゃなくて…


ミオがね


純平との事、応援してくれるって。


それで、何だか…嬉しくて。」


さっきまで、ミオと話していた内容を
出来るだけ丁寧に、話した。



「そっか…」


「うん…」



「でもまぁ、応援されるまでも
ねぇけどな。」


「えっ?」


「俺達、ラブラブだろ?」


純平から、ラブラブという言葉が出てきたのが、妙におかしくて


思わず…笑ってしまった。


「そんなに笑うとこ?」


「ううん…


幸せだな…って思っただけだよ(笑)」


「いや、ぜってー違う!」


お互いに笑いあい


少ない休み時間
ギリギリのギリギリまで話して
慌てて教室まで戻った。


楽しいな…


心の底からそう思えて


自然に笑顔になる。


教室に戻り


ミオに
「凄くいい顔してる。」と言われて


何だか、とても嬉しかった。




*

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コメント2

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  1. まゆ。🍀さん(88歳)ID:5287448・09/29

    リサさん🍀

    コメントありがとうございます(*´ω`)
    ミオ、優しいですよね!
    まゆの、お姉さん的存在です♡

  2. リサさん(100歳)ID:5286343・09/29

    ミオちゃん、すごく良い子だなぁ😊

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