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切ない恋の物語 

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高校時代125

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/09/28 23:03:52

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いきなり諒太の名前が出て


思わず固まってしまう。



「……ど…いう…意味?」



冷静を装い、何とか誤魔化そうとするも


明らかに
様子がおかしいのはバレバレで…


ミオは、苦笑いをしながら


ふぅ~と、ため息ついた。



「そのまんまの意味だよ?


ねぇ、まゆ…


本当の事、話してくれないかな?」



「本当の…こと?」



「うん。


髪を切った…本当の理由。」



ミオの真剣な眼差しに


もう、親友に嘘をついて


自分の気持ちを誤魔化したくない…


そう思った。




私は



今までの諒太への想いと


純平との付き合いのいきさつと


そして、今の素直な気持ちを


全て…話した。



「そっか…」



一通り話を聞くと



ミオは、ヨシヨシ…と
優しく私の頭を撫でてくれた。



「今までね、何となくは気づいていたの。


もしかしたら、まゆは


諒太くんの事好きなのかな…って。


だって、めちゃくちゃ仲いいし


彼の前では
幸せそうな顔をしてたから。


でも、いつも否定してたから


やっぱり違うのかな?って、思ったり。


で、沢木君と付き合いだしたから


勘違いだったのかな?って
そう思ったんだけど…


その時にね


私が、『諒太くんよりも
沢木君の方がお似合い』って


軽い気持ちで、そう言ったら…


まゆの顔が…


凄く悲しそうだったから…。」



ミオは


私の気持ちに気づいていた。


彼女がいる諒太に片思いをしていた事。


その気持ちを、私が必死に隠していた事。



「まゆの苦しみに…


ずっと気づいてあげられなくて…ごめんね。


諒太くんに彼女がいたから


言えなかったんだよね?」


ミオは悲しそうな顔をして
私の手をぎゅっと握ってきた。


私は、黙って
ブンブンと首を振った。



「私はね


まゆがどう動いても


ずっと、まゆを応援するよ。


ただ、今度は…


辛い時は、1人で抱え込まないで


私に相談して欲しいな。


私達…親友でしょ?」



ミオの言葉に


こらえていた物が


一気に溢れそうになる。



「沢木君のこと…好きなんだよね?」


「…うん。」


「じゃあ、全力で応援する!」


ミオは、ニッコリ笑うと


私の肩をペシッと叩いた。



ずっと嘘をつき続けたのに…


私の事を、心底心配してくれる


そして


全力で応援してくれる



そんなミオの優しさに


今までの色々な思いが巡り



泣きそうに…なった。





*

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