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切ない恋の物語 

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高校時代124

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/09/28 21:33:24

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翌朝、目が覚めると


繋がっていたはずの電話は
切られていて


純平からの着信履歴が残っていた。


そして、LINE にも3件メッセージが。



『おはよ。


反応ないから、電話切ったぞ。

一応言っておかないと

心配するかなって思って。』



『まだ寝てんのか?』



『遅刻するなよ!』



時計を見ると
いつも起きる時間よりも
1時間も遅かった。


ベッドから飛び起き
急いで着替える。


『ゴメン、寝坊した(>o<)

熟睡してて

着信に全然気がつかなかった!』


純平に返信し


ふと、昨日の雄大のLINE の返信を
送信していなかった事に気づき
慌てて送信した。


荷物を持って一階に降り
顔を洗い、急いで歯を磨く。


すると、純平から返信がきた。


『やっぱり寝坊だったかw

慌てて事故るなよ?』



家にはもう誰もいなくて
ダイニングはシーンとしていた。


ストックしてあった
カロリーメイトをポケットに入れ
玄関を飛び出した。


全力でペダルをこぎ
ハァハァと息を切らしながら
学校へ向かう。


幸いにも、信号に殆ど引っかからず
何とか、始業時刻までに間に合った。


「珍しいね、まゆがギリギリなんて。

髪、ボサボサだよ(笑)」


席につくと、親友のミオに笑われた。


「寝坊しちゃったよ…

タイミングの悪い事に
今日は母親も仕事が早出で…

誰も起こしてくれる人がいなかった💦」


「あはは、そうだったんだ!お疲れ様。


でも、知ってた?

今日、1時間目…自習だってよ。

慌ててくる必要なかったかも(笑)」


「えっ?!マジで~?」


吹き出る汗を拭きながら
ガックリとうなだれた。


「…髪…切ったんだね。」


ミオに言われ
一瞬えっ?て、思ったけれど


思い出したように
あぁ~!と、頭を触る。


「思い切ってやっちゃった。似合う?」


「うん、可愛い。

でも、どういう心境の変化なの?」



確かに


今までずっとロングだったのだから


何かあったのか?…って
普通、思うよね。


ミオの顔をチラッと見ると


ちょっぴり心配そうな顔。


諒太への想いの決別と


新たな自分への期待と


そんな理由からだったけれど…


ミオには、諒太への想いを
一度も話した事はなかったから


どう説明しようか
悩んでしまった。



すると



「もしかして、諒太くんの事?」



突然、ミオの口から



予想外の言葉が出た。





*

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