ブログランキング20

Love Story …

切ない恋の物語 

  • 記事数 203
  • 読者 1050
  • 昨日のアクセス数 15781

高校時代123

しおりをはさむ

テーマ:小説 > 恋愛

2016/09/27 14:20:04

  • 197
  • 0

時刻は、深夜1時を過ぎていた。


ディスプレイの純平の名前に


たった今まで、穏やかだった心が


今度は、ドキドキに変わる。



声が聞きたい…


そう思っていたら
連絡が来るなんて…


興奮し、逸る心を抑えて


ゆっくりと画面に触れた。


『起きてる?

何か、眠れねー』


クスリと笑い、返信を打つ。


『起きてるよ。

子守唄でも

歌って差し上げあげましょうか?』


『…何だよ…それw』


『…少しだけ…電話いい?』


『いいよ。何かあった?』


『ううん、何でもない。


ただ、純平の声が…聞きたいなって


思っただけ。』


文字だからなのか


自分でも、驚くぐらいに


恥ずかしい言葉を送っていた。


けれども


直ぐに既読になったのに


返信が来ない。


次第に…不安になって


心がモヤモヤしてくる。


私…気に障るような事言ったかな?


どうしよう…と、思っていると


10分後ぐらいに着信した。


「ゴメン、遅くなった。」



大した時間でもないのに


待っている時間が
あまりにも長く感じられて


「直ぐに電話来ないから、私のLINE 読んで引かれたのかと思ったよ(>_<)」


思わず、泣きそうな声で
文句を言っていた。


「んな訳ねーだろw」


話を聞けば、喉が渇いたので
コーヒーを作りに行っていたそう。


「トイレのついでに


急に思い立ったからさ…


悪かったよ。」



相変わらずマイペースな人。


でも…声を聞いて


何だか、嬉しくてたまらない。


話が盛り上がり
眠かったはずなのに
次第に目が冴えてくる。


けれども逆に


純平は、途中で眠くなってきたのか
意味不明な言葉が増えてきた。


「純平?起きてる?」


「ん…?起きてるよ?」


「うそ!途中、寝てたでしょ?(笑)」


「…ん、実は一瞬、寝てたw


まゆの声…マジで子守唄だわ。」


「そろそろ切る?」

  
残念だけど…仕方がない。

  
声に、そんな態度が出ていたのか


それとも、そんな私の気持ちを
察してくれたのか


「いや、…このまま寝ていい?」


彼は、優しく言った。


「え?このまま?」


「うん…


眠いけど、電話切りたくないから…さ。」



「うん…」



その一言が嬉しくて


スマホを耳元に置いて、目を閉じた。  


「おやすみ」


「おやすみ」


不思議な感覚。


嬉しくて…


温かくて…


切なくて…


そして


最高に幸せな気持ち。


片思いとは全く違う感覚に
戸惑いながらも


胸に沸き起こる新たな感情に


私は…


ワクワクしていた。






*

同じテーマの記事

コメント0

しおりをはさむ

関連するブログ記事

  1. ドサッ…自分の部屋に戻りベッドになだれ込むあま...

  2. 自分の部屋に戻るともう、時刻は0時半を過ぎていた。何...

  1. 「色々ありがと…もう、そろそろ寝るね。」「おぅ!そ...

  2. 雄大の事は…気になっていた。でも、どうしても直接会って...

このページのトップへ

GIRL’S TALKにログインする

Ameba新規登録(無料)はこちら

12/10 編集部Pick up!!

  1. 子が死産 園ママLINEで頭真っ白
  2. 彼に退職金の700万使い込まれた
  3. 若い上司と仕事するのが辛い

人気ブログ記事ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3