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ジンさんのセックス~時々 妄想

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小説)虎49

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/09/27 17:45:32

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一人残された部屋。蘭子と思いが通じあって、数ヶ月。俺の部屋は蘭子の残り香で、甘い香りがするようになった。ベットから出て、部屋を見渡す。台所には彼女が買った調理器具、洗面所には化粧品。綺麗に畳まれた洗濯物。

「はーなにやってんだろ……」
自分本意なセックス。欲望だけを優先させたセックス。優しさのカケラもないセックス。そんなことは蘭子の顔を見ればわかったはず。止められなかったという自分への言い訳。

「はー……」
大きなため息が部屋を包む。
「じゃねーよな…」
俺は服を着て、蘭子を探しに出た。

蘭子の携帯に電話をする。コール音はするが出ない。

ひょっとして…本宅?

蘭子の本宅に電話する。出たのは、お手伝い。
「お嬢様はおりませんが…」
「すいません、ありがとうございます」
電話を切ろうとしたところだった。
「ヤスか?どうした?蘭子になんかあったか?」
それは蘭子のオヤジさんだった。
「あーちょっと蘭子と喧嘩に…」
「そうかーアイツも頑固だからな…でもな、案外近くにいると思うから、探してみろ」
「近く…ですか?」
「ああ、いつもなんかあったときはその辺に隠れているもんだ…」
「は…はぁ…」
「お前にやったんだからな!頼むぞ!」
「はい」
電話を切って、大きなため息。

近くって……
とりあえず、車で探してみるか…

駐車場に停めてある車へ。もう一度蘭子の携帯を鳴らした。

やっぱり出ねーか…

電話を切ろうとした時だった。かすかに聞こえるコール音。

ん?どっかで鳴ってるのか?

自分のクルマに近づくと、聞こえる音は大きくなった。よく見ると助手席に人影。

ん?まさか?!

運転席のドアを開ける。細い指に握られた携帯は確かに鳴っていた。

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