シホとのんちゃん。

掴み所のないのんちゃんに振り回される毎日…でもHappy*

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2016/09/26 22:50:58

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屋上に入り、さっそく例の話をした。

「本田先輩に話した??」

「んー。
シホに電話した次の日に会って話した。」

オレンジジュースを飲みながら答えるアリサ。
毎朝コーヒーを飲んでいたアリサがオレンジジュースを飲み始めたあたり、お腹の子に気を使い始めたからかなぁ…と、少しほんわかした気持ちになる。

「な、なんて?!」

「あいつ、ちょーびっくりしてたよ(笑)
避妊してって言ったのに、1回してくれなかったの。
そんなたった1回で、ドンピシャに妊娠するもんなんだなぁとか、変なことで感心してた…
馬鹿でしょ?」

「うん、すげー馬鹿だわね。
そんなこたぁどーでもいいんだよっ。」

「あはは(笑)
でね、妊娠したなら責任取らなきゃな、だって。」

「ん…。
んー?」

なんか引っかかる言い回しだな。

「ねー…なんかやな感じでしょー?
『 妊娠したから』責任取ってより戻して結婚するの。
もし『 妊娠してなかったら』別れたままで、浮気相手と付き合うつもりだったのよ、あいつは。」

「なんか…なんか…上手く言えないけど…ムカつくー。」

「でしょう?
…でもね、シホ。
あたしもムカついたんだけどさ。
綺麗事は言ってられないと思った。
私1人じゃ財力もないし、親だって近くにいないし、産み育ててなんか行けない。
だからアイツの力を借りることにしたの、悔しいけどね。
子供の幸せを考えたら、そうしていくのが一番なのかなって思った。」

「そう…。 」

本当に愛し合ってるかとか、そういうことは二の次になるのかな…。

「まぁさ、避妊しないのを許しちゃったあたしにも責任はあるのよ。
あいつばっかりが悪いわけじゃないの。」

責任はある、とか、悪い、とか。
アリサと本田先輩にとっては、妊娠したことが悪い…ってことなんだよね、結局。
『 妊娠してしまった』って感じなんだろうな。

よく考えたことなんてなかったけど、赤ちゃんって、愛し合う2人の元に産まれてくるんだとばかり思ってた。
そんなことばかりじゃないのね。

「…赤ちゃん…絶対幸せにしなきゃね。」

未体験のシホにはこれを伝えるのが精一杯だった。

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