恋をしよう

NEWSのコヤシゲ、back numberの依与吏くんと脳内恋愛中。妄想短編小説。

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かたち × こやしげ 2

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テーマ:小説 > BL

2016/09/25 23:57:28

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ここからはBL(ボーイズラブ、男性同士の恋愛、性行為)の話です。

苦手な方、嫌悪感のある方は読まないでください。


また、あくまでも個人の妄想であり、実在する人物とは全く関係がありませんのでご理解下さい。



「小山。」

「ん?」

こっちを向いた小山の前に用意していた物を置く。

びっくりした小山の顔。

「なーに?」

「開けてみて。」

「いいの?」

おれはうなづいた。


白い箱にかかった紫のリボンを解き、箱を開けるとさらに小さい白い箱。

開けるように目で促す。

小山がゆっくりと箱を開ける。
見開かれる目。

「これって・・・。」

「うん。見ての通り。指輪」

おれの目をじっと見る。

「そんなの見ればわかるよ!
・・・どうしたの?」

「作ったんだ。
あぁ、そういう意味じゃないよな。

小山、受け取ってくれる?
左の薬指に、してほしい。


僕と結婚してください。」

「しげ・・・。」

しばらくおれの顔を見ていたがやっと
小さくうなづいてくれた。
自分から吐き出される大きな息。
そこで自分が息を止めていたことに気づいた。
小山の目からぽたぽたと落ちた涙がテーブルに染みを作ってゆく。

跪き、小山の左手を取り薬指に嵌める。


「不束者ですが、よろしくお願いします。

ありがとう。
・・すごいぴったりだし。
急に、どうして?」


「今回、ドラマやったじゃん。
で、指輪してたじゃん。

その指輪見てたらさ、

本物の、お揃いの、指輪を嵌めたいのは、小山、おまえとだなって思えて。」

小山は黙っておれの話を聞いている。
右手で指輪を撫でながら。

「こんな関係ってさ、みんなに言えるようなもんでもないし、すべての人が祝福してくれるわけでもないじゃん。公的にも。
まあ、そこはね、ある意味気持ちの問題だからさ、おれたちふたりが幸せならいいと思うんだよね。


ただ、・・・子ども好きなおまえに、おれ以外の家族を作ってやることもできない。
親に孫の顔見せてやることも、できない。

でも、それは、もう、どうしようもないんだよ。
どんなに考えたって。
それに・・・お互いさまだし。」



「ごめん。
わかってる、・・・わかってる。」

小山が絞り出すような声で言う。


声が詰まる。

泣かないように。
上を向いた。

言葉をつなぐ。



「でも、いろんな覚悟して、おまえはおれに『すきだ』って言ってくれたと思ってるから。


家族を持つことを諦めても。


おれは、この先、何があっても、ずっと、おまえといたい。

それを自分たちだけがわかる かたち にしたかったんだ。

だから。
小山。


僕と結婚してください。」

小山はずっと泣いている。
それでも
「うん。うん。」
と頷いた。

おれは緑のリボンのついた箱を出し、小山に渡した。
小山が指輪を取り出す。
そして、おれの左手を取り、目を見て言った。

「しげ、ありがとう。愛してる」

おれの薬指に嵌った小山とお揃いの指輪。
小山の左手を取り、かざすように手を挙げ、指輪を見上げる。

「夢じゃ、ないよね?」

小山が言い、おれの頬に手を当てる。

じっと目を見るからキスしてくれるのかと思ったら、

つねられた。

「いてーよ!
ってか、なんでおれのほっぺなんだよ?」

「だって自分じゃ、力、加減しちゃうじゃん!
でも、しげ、痛いんだよね?
しげ、嘘つかないもんね?
本当なんだ・・・。」

まだ涙を流してる小山。
ぎゅっと抱きしめる。

「夢じゃないよ。」

「しげ・・・。しげ・・・。
愛してる。愛してる。
ずっとそばにいるから、ずっとそばにいて・・。」

「愛してるよ。小山。
今までも、 これからも、いつまでも、隣にいてくれて、ありがとう。
この先も、ずっと、ずっと隣にいるから。」

顔を上げた小山の唇におれの唇を重ねた。


「ベッド行ってて。ケーキしまっとく。」

背中を撫でてやればこくりとうなづき立ち上がった。



続く

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