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ジンさんのセックス~時々 妄想

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小説)虎42

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/09/25 16:06:12

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「翔!」
ガラスの窓の前、じっと立っている翔。俺をチラリと見ると、すぐにガラスの奥を見る。
「おい、雪は?!」
「……手術終わった……2、3日が峠だって……なんでだろうな……なんで雪が……」
「翔……」
翔の体が床に崩れた。
「あいつ…俺をかばったんだ……俺なんかのために……」
翔の泣き顔。
「お前に惚れてるからだろ?だから……ああやって頑張ってる…」
翔が立ち上がり、ガラスの向こうの雪を見つめた。
「お前の気持ちは俺にはわかんねーでもな…お前のするべきことはここで泣いてることじゃねーだろ?側にいてやれよ……」
翔の肩に手を置いた。
「ああ……そうだな…」
袖で涙をぬぐい、翔はガラスの向こうに入っていった。

沢山の管に繋がれた雪の顔を撫でる。その手を握り何かを話しているようだった。

二人の方がいいか……

俺はその場を後にした。車に乗って、蘭子に電話をした。

「もしもし?ヤス?」
「ああ……変わりないか?」
「うん…蓮が来てくれてる…」
蓮は俺と蘭子のことが決まってから、俺の右腕になった。若いが常に冷静沈着。信頼できる男だった。
「そうか……そこにいるか?」
「ううん…駐車場にいるから、何かあったら連絡することになってる」
「そうか……」
「雪ちゃんは?」
「ああ……2、3日が峠だって……翔がついてる」
「そう……ヤスはどうする?」
「俺は…………帰るよ」
「うん……待ってるね…」
俺は蓮に電話をした。
「今日は、ありがとな……家にあがっても良かったんだぜ?」
「いや……それはもう出来ませんよ…」
「そうか…ありがとな……今から帰るから」
「わかりました、では俺も帰らせて頂きます」
「なぁ…蓮」
「はい?」
「いや……なんでもねー」
「では、失礼します」
俺は蘭子の待つ家へと急いだ。

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