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切ない恋の物語 

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高校時代118

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/09/24 15:53:36

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「従兄弟…だったんだ、、、、、


、、、、、良かった、、」



「え?」



「そのイベント会場で


美優ちゃんが
男の人と歩いているのを



偶然…見かけたから…



あたし、、、誤解しちゃって、、、



心配になっちゃって、、、」




私の言葉に、諒太はぷっと笑った。



そして、私の鼻をぎゅっとつまむと


「美優が俺を裏切る訳ね~だろ?


まったくお前は…相変わらずだな(笑)」


「フミマヘン…」



「まぁ、いいや。


そんな事よりさ…これ


お前に買ってきた。」


「え?」


小さな細長い袋を渡される。


「何…これ?」


「いいから、開けてみ?」


「……うん。」


袋を開けると
キティちゃんのボールペンが入っていた。


「これって、、、」


「うん。キティのご当地ボールペン

お前、集めてただろ?」


「わざわざ…買ってきてくれたの?」


「だって前に言ってたじゃん!


県外に行く時は
見つけたら買ってきてねって。」



そう言えば…



そんな事…言っていたかも…



「まぁ、ついでだしな。

いや、ついでじゃないか!

なかなか売ってなくて

あちこち走り回った(笑)」


いつもの


くったくのない笑顔に


思わず…つられて笑ってしまう。



純平の事を
好きになってきているのに


やっぱりこの人は
私にとっては特別なのだと


改めて思い知らされる。



「ありがとう…」



「うん…それと…」



「…まだ何かあるの?」



彼は、机の引き出しから
数枚の写真を出してきた。


「こないだ…


お袋が部屋の整理してたら
出てきたって。


懐かしいだろ?」


諒太に渡された写真は


小学校の頃のものだった。


「これ…川遊びの時の?」


「うん。」


私が初めて


諒太にときめいたあの日の写真。


初々しい自分の姿に
懐かしさが込み上げる。


しばらく写真を見つめていると


諒太は、突然


ぷっと思い出したように
笑いだした。


「え?どうしたの?(笑)」


「いや、だって、、、この時


まゆのサンダルが川に流されて…


物凄い激流なのに


俺、必死でとりに行って…(笑)


あとで、こっぴどく
お袋に絞られたんだよ。


お前はもう、覚えてねぇだろうけど。


あの時は必死だったな~」


目を細め
懐かしそうに話す彼。


そんな諒太の言葉に


私は、息が止まりそうになった。




諒太も…




覚えいたんだ…



何だか…



とても嬉しくて



「あたしもっ…


……覚えてる!



だって、、、あの時




凄く…嬉しかったから。」



思わず、興奮して


大きな声をあげてしまった。






*

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