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切ない恋の物語 

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高校時代117

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/09/24 13:42:04

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「ちょっと、、、


私のせいって…どういう事?」


笑いながら話す
彼の言葉の意味が


全然わからなくて…


ますます頭が混乱する。


私が…あまりにも
彼に心配をかけるから

 
それがストレスになっているの?


やっぱりまだ…


純平と付き合う事…
納得してない?


あれこれ考えて
モヤモヤとしていると


「それは…」


雄大が何かを言いかけた時


「ただいま~!」


物凄いタイミングで
諒太が帰ってきた。


「おかえり。」


緊迫した空気が


一瞬のうちにガラッと変わる。


「あれ~?まゆ来てたんだ。」


「…うん。」


気まずい空気から解放されて
少しほっとしたけれど


雄大の言葉の意味は
わからないまま
あやふやになってしまって
不完全燃焼。


けれども、諒太は
そんな私達の事なんて
まるで気にする様子もなく


「あ、そうだまゆ!

ちょっと見せたいもんがある!」


私を見るなり、いつもの調子で
自分の部屋に来いと誘ってきた。


まだ話の途中なのに、、、


どうしよう?


チラリと雄大を見ると


『行っておいで。』


優しい目で
合図をされた。


後ろ髪をひかれながらも
諒太と一緒に二階に上がる。


時刻はもう夜の10時をまわっていた。


朝早くから出掛けたっきり
こんなに遅くに帰ってくるなんて…


一体…どこへ行っていたのだろうか?


しかも、今日は美優ちゃんとも
会っていないはずなのに…


「ねぇ…今日はどこに行ってきたの?」


「え?」


「朝から出かけてたよね?


部活じゃなかったみたいだし、、、」


「あぁ…友達とO県まで行ってきた。」


「O県?何で…?」


「オークションでさ、落札したものを

受け取りに行ったんだよ。


とうしても明日までに欲しかったから。」



「そっか…


じゃあ、今日は美優ちゃんとは


会わなかったの?」


知っているくせに
探りを入れるように
さりげなく聞いてみる。


「あぁ、何かお菓子のイベントに誘われたけど、断った。

俺、そーいうの興味ないし、従兄弟も一緒って言うからめんどくせーし。」


「従兄弟?」

 
「あぁ」


「もしかして…従兄弟って、、、


男の人?」


「え?そうだけど…


まゆ知ってるの?」


あまり前のように諒太が答えるから


ほっとして…


力が抜けた。






*

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