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切ない恋の物語 

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高校時代116

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/09/24 08:07:08

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「脅かしてゴメン。


学校も違うし
偶然会う事もないだろうから
大丈夫だろうとは思うけど 


可能性は否定出来ないから
一応…念の為な。


あいつら、可愛い子に目がないし


しつこいから。」


「あたし…別に


可愛くないから大丈夫だよ。」


反論すると


彼は、ふぅ~と、ため息をついた。


「お前…自分の事を

全然わかってない。」


「…え?」


「お前は…


人並み以上に可愛いよ。


街を歩いていても、人目につくぐらい。


もう少し、自覚したら?」



真っ直ぐに私を見て


真顔で言うから…


ドキッとしてしまい


咄嗟に視線をそらした。



「…ちょっと、、、


からかうのはヤメて。」



恥ずかしくて、顔が熱くなり
 

どうしていいかわからず
声がうわずってしまう。



「別に…


からかってなんか…ないよ。


本当にそう思ってるから、言っただけ。」



こっちはドキドキしているのに…



彼は、態度を変える事もなく



サラリと言うから



本気なのか冗談なのか



全く彼の意図がわからなくて



混乱してしまう。



「もう、、、雄大はいつから

口がうまくなったのかな?」


どうリアクションしていいかわからず
笑って誤魔化すと


彼は、私の近くにやってきて


両手でガッと肩を掴んできた。



「あのさ…


ふざけてないで


ちゃんと…


真面目に聞けよ。」



「…えっ?」



いつもの軽いノリだと思っていたのに



真っ直ぐ見つめられ


その顔が


あまりにも真剣で


今までに見たこともないような
そんな表情だったから


驚きのあまり、大きく目を見開き
どうしていいか固まってしまった。



「……ごめん…」



「いや…こっちこそ、ゴメン。」



彼は、申し訳なさそうに


私の肩から手を離した。


いつもと違う雄大の様子に


驚きを隠せない。


「雄大…


一体、どうしたの?


今日…何か…変だよ?」



「はは…変か。」



「うん。変だよ。


……何か…あった?」



私が聞くと
彼は、苦笑いをした。


「まぁ……俺が変になってるとしたら


きっとそれは、お前のせいだな。」


「え?…私?」



意味がわからず、キョトンとしていると



彼は、フッと笑った。






*

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