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切ない恋の物語 

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高校時代115

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/09/24 07:20:48

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ゲームセンターで
剛という人に会った事を話すと

雄大は驚き、曇った顔をした。


「あいつら…

まだ、純平に
ちょっかい出してるんだな。」


声を震わせ


明らかに、怒ったような顔。


「大丈夫だよ。

純平も、きちんと

距離をとっているみたいだし。」



反論するも


私の声は
まるで耳に入っていないようで


ずっと難しい顔をして
何かを考えているようだった。



そして一言…



「お前の顔を知られたのは…


まずいかも。」



深刻な顔をして…静かに言った。



彼のその表情に
訳のわからない不安にかられる。



「それって、、、どういう意味?」



あの人達と純平が
過去に何があったのか?    


多分雄大は…知っている。


だからきっと


彼は必要以上に…
私を心配しているのだろう。

 

けれども


『何がまずいの?』


そう聞いても


私の耳には
入れたくない情報なのか


固く口を閉ざしたまま
絶対に答えない。


一体、過去に…
何があったのだろうか?


純平も…話してはくれなかった事。


信じたいけれど…


不安が募る。


モヤモヤした気持ちで
彼を見上げると


雄大は、ふぅ~と、小さく息を吐き


「まゆ、ちょっとスマホ貸して」


「え?」


「今、持ってない?」


純平から連絡がくるかもしれない…と
ポケットに入れていた。


彼に渡すと
何やら、サッと操作して
すぐに返してくれた。


「何をしたの?」


「俺の電話番号のアイコン作った。」


「えっ?何で?」


「多分大丈夫だと思うけど

万が一、あいつらに声かけられたり

からまれたりしたら…

直ぐに俺に電話して。」


「え?何で?」


「いいから!

このアイコンを押すだけで

すぐにかけられるから。わかった?

ワン切りでいいから。」


「ワン切りって、、、


ちょっと待って…


いきなり言われても
意味わかんないよ。


どういう事なの?


ちゃんと説明して。


あの人達が、私に何かしてくるの?」


私が聞くと、彼は再び難しい顔をした。






*

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