アリスさんのブログ

恋愛小説ふう回顧録、ときどき普通

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テーマ:小説 > 短編

2016/09/25 21:23:32

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それから、すぐにスケジュール内容がきた。
あと、これからのメンバーリストも。
でもちょっと待って。
私、しっかりと仕事してなかった。
お屋敷のほう、どうなっちゃったかな?
多分、クビだろうな。自業自得だ。
思い立ったが吉日。早速連絡しよう。
ルルルル、ルルルルル。
「はい、卯月邸です。」
「もしもし、そちらで働かせて頂いていた
リリと申します。今日は話があってお電話しました。」
「リリさん、どうされましたか?もし時間があるよう
だったらこちらに来ませんか?」
「いえ、カフェで話をしたいです。堺さん、お時間
よろしいですか?」「ええ、大丈夫です。ちょっと旦那様に許可を頂きますから、少々お待ちください。」
保留の音が鳴ってる。
「旦那様、堺です。今お時間よろしいですか?」
「ああ、大丈夫だ。入って構わない。」
「失礼します。」部屋に入り静かにドアを閉める。
「用件はなんだ。」「実は、メイドから電話がありました。ちょっと話しにくいようなので少し外出してきます。
しばらく留守にします。外出許可を頂けませんか?」
「分かった。行ってこい。なるべく早めに戻れ。
明日報告するように。」「承知しました。ありがとうございます。」「失礼します。」俺は保留を解除して通話を
再開した。「もしもし、お待たせしました。外で会いましょう。場所はどちらですか?」「三子玉園のLAZUというカフェで。分かりやすいと思います。駅ナカなので。
どうですか?」「分かりました。ではそちらに行きます。失礼します。」俺は電話を
終えてからすぐに厨房に向かった。「すみません!
皆さんちょっと聞いて下さい。今から私は所用で
出かけてきます。いつも通りに15時のティータイムの
用意、それから夕飯の支度をお願いします。何かあれば
こちらに連絡下さい。」サラサラっと名刺にナンバー
を書いた。
それから、慌てて出かけた。なんでこんなに心ざわつくか。よく分からない。ただ、今会わないと取り返しが
つかない、そんな気がする。
(この間のこと謝らないと)
リリは電車に乗り三子玉園を目指す。随分久しぶりだな。
学生時代以来。よく友達とカフェで話をしてたな。
(堺さん、来てくれるよね。きちんと話をしなくちゃ。
自分のこと、しっかり説明しないとね)
私達は無事会えることを願ってる。
そうじゃないと、次への一歩進めないから。
勇気を出す。
そろそろ目的地に着く。私は駅ナカに向かった。
俺も目的地に着いた。
ほんの少し先に彼女の姿が見えた。
「リリさん!」思わず叫んでた。
彼女は笑顔で応えた。「堺さん!」
二人はゆっくり歩む。気づけば、鼻先くらいまで
近づいた。「わ!すみません!」彼女の服から
いい香りがした。
「あの、お店に入りませんか?」
「そうですね」
2人は店に入った。

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