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ジンさんのセックス~時々 妄想

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小説)虎31

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/09/23 19:04:22

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俺と蘭子は、お互いの本家に行った。俺の家では、おふくろが、蘭子に長く待たせた不甲斐ない息子でごめんねと謝っていた。オヤジはその隣でニコニコと笑っていた。

蘭子のオヤジとは、今後の予定について話をした。組同士の結婚となると、かなり大がかりなものになる。俺は早く蘭子と一緒になりたかったから、とりあえず籍だけ入れることにした。

翔だけに、蘭子と結婚することを報告した。翔は、雪のことがあったから、雪にはまだ言わないで欲しいと言っていた。それと、これからのことを相談された。出来れば、誰も知っている人がいない場所で暮らしたいと。俺は北海道の叔父に電話をした。元ヤクザだが、翔と面識もあるし、牧場経営をしている。

翔にその事を話すと、とりあえず雪と二人で行ってみるとのことだった。

翔と雪、俺と蘭子はそれぞれ新しい人生を歩んでいく。でも、一つだけ変わらないことがある。

翔は俺の親友であること
俺は翔の親友であること

いつか4人で飲めるといいな……

そんな風に思うようになった。堅気の仕事から、極道の道に進んだのに、心は前よりも穏やかになった気がする。それも、隣にいる蘭子のお陰かもしれない。


「今日はどこに行くの?」
平日の昼間、二人で出かける。それでも街は賑やかだった。蘭子を離さないように、手を握る。
「宝石屋」
「なんで?」
「婚約指輪と結婚指輪」
「ええ?!」
「何…驚いてるんだよ!」
「だって……今さら…」
足を止める。
「あのな!お前が俺のもんだっていう……」
いい始めて気がついた。ものすごく恥ずかしいことを言っていることに……
顔が熱くなっていく。蘭子の顔も赤い。
「まぁ…とにかく行くからな!」
「……うん」
街の老舗の宝石屋に向かった。

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