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切ない恋の物語 

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高校時代112

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/09/23 17:10:14

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お互いにまだ心の奥底には
過去の恋を引きずっている。


それは、間違いない。


だけど、私達が今
お互いに惹かれあってるのも事実で


だから


自分の気持ちに
素直でいようと話し合った。


無理をして
好きになろうとするのではなくて


自然に、過去と決別出来たらいいね…と。


その日は、真面目に語り過ぎて
ラブラブな雰囲気にはならなかったけれど


でも、自分の気持ちを
全てさらけ出す事ができて


自分の気持ちを理解してくれる人が
そばにいてくれる事が嬉しくて


気付けば、辺りが真っ暗になるまで
私達は、話し続けた。


「やべ…もう、真っ暗じゃん。」


「本当だね。」


「俺ん家…いく?」


「ううん…今日は帰るよ。

明日、学校だし。」


「そっか。」


帰り道も、色々話は尽きなかった。


いつも学校では
クールで口数の少ない彼が


笑顔で沢山話してくれるから


彼にとって
特別な存在になれたような気がして


何だか…嬉しかった。



家に帰ってから
昨夜、寝ていなったせいか
急に睡魔に襲われた。


ベッドに横になり
静かに目を閉じる。


美優ちゃんと会った事を思い出し
少し胸が痛んだけれど…


純平の事を考えているうちに
心が落ち着いてきた。




◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



「まゆ~!」


母の呼ぶ声で目が覚めた。
  

寝ぼけ眼で、一階に降りると
おかずを作り過ぎたからと
隣におつかいを頼まれた。


何となく雄大とも気まずくて


諒太とも…


どんな顔をして会えばいいのか…と
乗り気ではなかったけれど


母は、そんな私の事情なんて
知りもせず「いいから行ってきて!」
と、私に鍋をおしつけた。


憂鬱な気持ちのまま玄関を出る。


すると、山田家の前に
1人の女の人が立っていた。


あれ…?


どこかで見た事があるような…?


「あの…」


恐る恐る声をかけると 
相手はビックリしたような声を出した。


「すみません…驚かせちゃいました?」

 
「あ…いや、全然!」


喋っているうちに
思い出した。


そうだ、彼女は…


私達の中学の先輩。
中学時代、雄大と仲が良かった人だ。


いつも楽しそうに話していたな…


確か…名前は…優奈先輩。


ロクに喋った事はないけれど
何度か挨拶はした事はあった。


私の事を覚えてくれていたらしく
まゆちゃん、と、呼んでくれた。


「雄大からよく、まゆちゃんの話は聞いていたからね。」


「えー?そうなんですか?!」



モデル並みのスタイルに
綺麗な顔立ち。


少しキツメの顔で
クールなイメージだけど

 
笑顔はとても優しくて…


意外にも、話してみると


三枚目キャラ?と、思わせるような
面白い人だった。



「あの…雄大に用だったのでは?」


「いや…用という程ではないんだけど…ね。」


途中、彼女に話を振ってみると
何となく落ち着かない様子。


よく見ると


手には何やら小さな紙袋を持っている。


…プレゼントなのだろうか?


私が不思議そうな顔をして
ジーッと紙袋を見ていると



「あ…これ?」


彼女は、ちょっぴり困ったような
顔をしながらも


ゆっくりと口を開いた。






*

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