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【小説】ボク恋~完結編~(BL*R18)

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既視感【239】

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テーマ:小説 > BL

2016/09/24 21:17:17

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★ボクはそれでも恋をする★      





朝食が済むと、タクミを連れてリョウヘイ
は仕事場へ向かった。

いったん家を出て、色とりどりの花が咲く
イングリッシュガーデンの中を歩く。


「寺島さん、とてもきれいなお庭ですね」

「ふふ~ん、そうだろ。ここはハルカが
管理しているんだ」

「へぇ」


タクミは歩みを緩め、キョロキョロと庭を
見ている。


「行くよ」

「あ、はい」


リョウヘイに促され、慌ててついていった。
ちょうど住まいの裏手へ来ると、大きな
丸太小屋が見えてきた。


「あれだよ」

「あそこが仕事場ですか」

「そう、俺たちの仕事って朝から晩まで
PCに向かってるだろ、だから気分だけでも
自然に回帰するっての?」

「なるほど……」


リョウヘイが入口のドアを開けると、
すぐに作業場が見えた。

机も椅子も天然木でできていて、木の
匂いが充満している。

すでに社員が仕事をしていた。


パンパン!


リョウヘイが手を叩くと、全員が顔を
上げる。


「作業の途中ですまない。昨日話した
梶タクミくんだ、みんなよろしく。
今日の11時からプレゼンをしてもらう
から、ロフトへ集合してくれ」

「はい」


昨日はここへ入ることも拒まれたのに
今はまるで社員の1人の様に紹介され
タクミは正直、戸惑っていた。


「タクミくん、会議室へ」


と、はしごを指さされる。
首をかしげて見上げると、ロフトがあり
どうやらその上が会議室らしい。


「先に行って、準備をしててくれ」

「はい」

「はしご、気をつけてね」


資料の束を抱えて、はしごを上る。
上りきると、ローテーブルがコの字型に
置かれていて、屋根からプロジェクト
用のスクリーンが垂れ下がっていた。


「本当に会議室だ……」


タクミの身長でも少しかがまないと
歩けない天井高に既視感を覚える。


「ここ……まるで、リキのログハウス
みたい……」


天窓を見上げると、青い空がみえた。







△(´・ω・`)

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