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【小説】ボク恋~大学生編~(BL*R18)

性懲りもなくBLです。BLとは男子と男子が愛し合う事です。ご注意ください。

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出来たぁ!【236】

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テーマ:小説 > BL

2016/09/23 17:14:11

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★ボクはそれでも恋をする★       





レイジに散々いじられ、ぐったりするタクミが
プリンターのアイドリング音にはたと気づく。


「レイジさん、もういいでしょ。っていうか、
いったい何しに来たんですか」

「あ、わりぃ。本当は手伝いに来たの。
さっき起きてトイレにいったら、ここの
明かりがついてたからさ」

「それは、どうも」

「何かある?こう見えても、腕は確か
だよ」


と、腕をあげて、手首と肘の間をパン
パンと叩く。


「じゃぁ……」


とタクミは辺りを見渡す。


「うんうん」

「じゃぁ、そっちの資料をナンバーリングに
合わせて綴じてもらえますか?」

「は?雑用?」

「あれ?そうじゃなくて?」

「あのね、俺もエンジニアなんですけど」


沈黙が流れる。


「なら、ないです」

「おい!」


タクミは椅子に座り、PCの脇に置いた
メガネをかけた。


「うわ~、メガネ男子、萌えるわ~」

「邪魔なので、出てってください」

「もぉ、判りました。手伝います」


プリンターから溢れ出ている用紙を
かき集め、レイジは床に座り込む。
そして、番号順に並べ端から重ねる。

その作業は恐ろしく早く、あっという
間に資料の冊子が出来上がった。


「できたよ。後は?」

「プレゼン用のレジュメを印刷するので
それもホチキスで閉じてください」

「了解ぃ~」


タクミとレイジの阿吽の呼吸でレジュメ
も光速で出来上がった。


「できたぁ」

「お疲れぇ」


タクミがう~~~んと背伸びをすると
両手をガシっと掴まれる。


「ゲッ」

「ご褒美は?」

「いるんですか?」

「当たりまえでしょ。もう朝だよ」


と、窓に視線を向ける。
開かない窓の外は、空が白みはじめ、
1日の始まりを告げていた。


「完徹しちゃった…」

「疲れたでしょ。起こしてあげるから、
2時間くらい寝たら?」

「そうします」

「じゃ」


とタクミの手を引き、ベッドへ寝転がる。


「ん?」

「ほら、寝て」


資料が出来上がりタクミの体は眠れる
という緩みでフラフラっとベッドへ
倒れ込んだ。


「おやすみ」


レイジは嬉しそうに、タクミの背中に
くっついた。







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