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【小説】ボク恋~完結編~(BL*R18)

性懲りもなくBLです。BLとは男子と男子が愛し合う事です。くれぐれもご注意ください。

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過保護【232】

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テーマ:小説 > BL

2016/09/22 15:29:27

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★ボクはそれでも恋をする★       





ハルカが一人で現れるとリョウヘイが眉を
よせる。


「タクミ君は?」

「彼、私に気づかなかった」

「は?無視かよ」


リョウヘイがイラついた様子でテーブルを
指で叩く。


「違う、違う」

「庇う必要はない」

「本当に違うの。タクミ君、仕事に夢中」


リョウヘイは厳しい表情で立ち上がり、
タクミの部屋へ行こうとした。
ハルカはそれを手で止め、リョウヘイの
胸に抱き着いた。


「私の言い方が悪かった。無視じゃない。
リョウヘイ、私の事になると、気を使い
すぎ」

「ごめんごめん」


ハルカをキュっと抱き、髪をなでる。




そこへ、タクミがやってきた。


「すみません、ハルカさんが呼びにきて…」


抱き合う2人が目に飛び込んでくる。


「わぁ~~。お邪魔しましたぁ~~」


タクミは真っ赤になって、部屋に戻る。
リョウヘイとハルカは顔を見合わせ、
クスクスと笑った。



部屋へ飛び込んだタクミは、背中でドア
をしめ、ドキドキする胸を押さえる。


「やっぱり男女の方が、普通なんだよな」


タクミは益々、リキが恋しくなってしまった。




コンコン


『タクミ君、メシ!メシだぞ~~~』


今度はリョウヘイが呼びに来た。


「はい、すぐ行きます」


タクミは両手で頬をペチンと叩き、
ダイニングへ向かった。

テーブルにはリョウヘイとハルカの他に
さっきPCを持ってきたレイジもいた。


「タクミ君はレイジの向かいへどうぞ」

「あ、はい」


さっきはあまりよく見てなかったが、
レイジは赤い髪でビジュアルバンドに
いそうなルックスだった。

ハルカが席につくと、食事が始まる。


「タクミ君、酒は?」

「ボク、ダメなんです」

「なんだ~、今時の子はダメだなぁ。
レイジも飲めないんだよな」


レイジはリョウヘイをチラッとみて
グラスを差し出す。


「おいおい、無理するなよ」

「別に飲めるっすよ」

「タクミ君がいるからって……なぁ」


と、タクミに同意を求める。



求められても困るッス………たっくん心の叫び






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