アガサさんのブログ

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遊びだよね⁉︎…まさかの本気⁉︎<33>

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テーマ:小説 > 初心者

2016/10/12 17:23:21

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(あ〜.またあの日の夏休みが来るのだ)…と、思いに耽り箒を持つ手は感触がなく、アガサはあの日の自身に気を飛ばしていた…「アガサちゃん、早く掃除終わらせよう」とアガサの肩をポンっと包むかのように手を乗せるアツ子ちゃんが微笑んでいた。「あっ!ごめん。ウトウトしちゃった」とアガサは頭を掻いた。二人はクスクスと笑った。「おい、長野!」と廊下から、声がしたので二人は振り向いた(あっ、旬くん)アガサが思うと同時にアツ子ちゃんが「旬!何か用事でも?」と答えた。アガサはアツ子ちゃんを見て(あっ!二人は幼馴染だったわ〜確か。私じゃないんだね。)とアガサは俯き、掃除の続きをし出す。アツ子ちゃんは、川本くんの側に寄り、話し合っていた…微笑みながら。そんな二人の姿を視線の端に捉えながらも、アガサの心の臓は熱くなり激しく脈打つのである。
(まさか…私じゃなくアツ子ちゃんの方が好きなのでは…)と不安がゆっくりと広がりだした。
アガサはアツ子ちゃん以外の数名で、掃除を終えて帰る準備をして、掃除をした仲間に挨拶してクラスを出た。(あの二人を見てるのが辛い)脚早にその場から、離れた。靴箱があるフロアに着いたアガサに「チョット待てよ!アガサ」と、息を切らして駆け寄る川本くんの声と姿だった。ドキっとしたアガサだったが、戸惑う気持ちや嬉しい気持ちが混ざりながらも「旬くん、どうしたの?何か用事?」と答えた。すると旬は少しばかり怒った顔し、「な、何?先に帰るつもりだったのかよ⁈」と言って、アガサの左手を引っ張り川本自身のそばに寄せて、キョロキョロ辺りを見回し誰もいないのを確認するとアガサの頬にキスをした。アガサの身体は硬直し、顔が真っ赤になり、掴まれた手にはアガサの汗と二人の脈が打つが耳に届きそうな位に、ドキドキしだす。川本は又頬にキスをするが先程より下に、アガサの顔を見て、周りを見渡して、アガサの顎をクイッと上げて唇にキスをした。アガサの目は見開いてだが…ゆっくりと閉じた。旬は、ゆっくりと少し舌をアガサの唇につけるとアガサは少し開けてみる…旬はスルリとアガサの口の中の舌を入れた。アガサの硬直してた身体が全身に渡り脈がざわつき、ポッと赤みを帯びた。旬は握りしめてた手をアガサの腰を掴み寄り引きつけた…二人だけ暖かい気分の中に靴箱の棚と棚の間を風が吹き二人の髪や服を揺らす…。だんだん脚音が二人の耳に聞こえ出してきたので…旬はアガサを離し、自身のクラスの靴箱へ行った。アガサも旬が離れた瞬間水でも浴びせられた感覚になり、目の前がパーンと弾けたので…慌て靴を履き替えた。
中腰になると、膝が、ガクガクしだす。あっという間にちらほらと帰宅する為に生徒達が靴箱へ集まりだした。「アガサ、こっち!」と出入り口の方を見るとドアの側にある柱に旬が手を振り真顔でアガサを見つめている。アガサはその視線に導かれるまま、人混みを避けて、旬の傍にだとりついた。「一緒に帰るぞ!」と旬はアガサの手を握り、囁いた。賑やかな出入り口を後押しにして、二人は歩き出す。時より川本に声かける男友達もいたが…各々、仲良しの友達と話しながら歩き出す。そんな生徒達の影よりも一足先にと、校舎の影がゆっくりと伸びていく…先頭は風が吹き、雲が流れ、夕陽の光が伸びていく…。ごく当たり前の光景の中でアガサと旬は大人めいた仕草をしては二人でクスクス笑いに耽り歩を進めるのであった。

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