恋の分岐点/Our Paths Never Diverge

いくつもの分岐点を経て辿り着く結婚までのストーリー《完》/ 夫婦になった2人のその後

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二人乗り(8)

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2016/09/11 23:36:03

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「よくカリンと二人乗りする妄想もしてたなぁ」

ケイスケはそんなことまで言っていた。

どうやら私、ケイスケの頭の中では、何度もバイクに乗っているらしい。

だったら、勿体ぶらずに乗せてくれてもいいものだけど…

フリーにはなったものの、自分とやり直す気が一切ない私をドキドキさせる作戦として、二人乗りで出かけないか誘ってみようと考えていた矢先、バイト帰りに、車と二人乗りのバイクの事故を目撃したのだとか。

車の人は無傷だったけど、バイクに乗っていた2人は大ケガ。

そして、それがきっかけで、ケイスケの二人乗りへの憧れは一気に消滅し、それ以後は、頑なに「二人乗りはしない主義」を守ってきたらしい。

さらに、ケイスケ自身も、バイト先と家の往復以外でバイクに乗るのをやめ、社会人になるとバイクを手放した。

ただ、バイクと共に爽やかさまで手放してしまったのか…

「あの頃と違ってバイクになんか乗らなくても、くっつき放題、触り放題だしね」

ケイスケはそんなセリフを言いながら、エロオヤジみたいに助手席に座る私の脚に手を乗せた。

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