ブログランキング80

シホとのんちゃんとむすことねこたち。

のんちゃんとのんちゃんそっくりな息子と猫達に振り回される毎日…でもHappy*

  • 記事数 225
  • 読者 480
  • 昨日のアクセス数 3669

期待と不安、2

しおりをはさむ

2016/09/06 01:52:20

  • 35

これはあんまりよろしくないぞ…。
早くトースト食べちゃって出勤しよ。

「ん?
いや、遅くなっちゃったから送ってもらっただけだよ。
いい人とか、そーいうわけじゃないよ。」

モグモグしながら答える。

「そぉ?
なんかいい雰囲気だったけどなぁ♡
まぁ急いでたからじっくりは見てなかったけどさ。」

カホお姉ちゃんがコーヒーを飲みながらにやつく。

「えー、私も見たかったー!
ね、どんな子だった?」

「綺麗な顔立ちの子よー。
今っぽいかんじで、シュッとした細身の。
あれは…美容師かアパレルかなんかにいそうな感じね。」

ぶ…
的外れ…(笑)
カホお姉ちゃんは頭いいのに、観察力には欠ける。

「のんちゃんは美容師でもアパレルの店員さんでもないよー。」

つい言ってしまった。

「のんちゃん…って言うんだー!」
「やだかわいいじゃないw」

ぎゃー!
墓穴...。

「のんちゃんってことは、のぞむくんとか、そーいう名前?」

「まさかの苗字の方かもよ!
野田とか。」

「あ…えっと…わかんない。」

「「は?」」

「のんちゃんの本名…知らないの。」

しーん。
全員無言になる。

「えっと…出会ってどれくらいなの?」

「存在はずっと知ってたけど、喋ったり送ったりしてもらうようになったのは、ここ1週間ちょっとかな…」

「あぁ、まだそんなに経ってないのか。
でも最初に聞かなかったの?
名前。」

「聞いたよ。
そうしたら『のんです。』って。」

しーん。
また無言。

「な、なんなんだろうね…
なんで本名教えてくれないんだろ…」

本当だ。
のんちゃんと少し仲良くなれたことに充分満足しちゃって忘れてたけど、何で教えてくれないんだろう。

「まさかの、のんが本名かもよ?」

「…それはないっしょ(笑)」

しーん。

無言だけど、姉2人が何か物言いたげな顔をしている。
明らかにのんちゃんに難色を示している…。

「と、とにかく!
いい人とかそんなんじゃないから!
もう行くね!
いってきます!」

2人の視線から逃れるように家を出た。

なんだか胸がチクチクするような不安感が襲ってきた。

まだなんにも始まってないのにおかしな感情だな…と思った。

同じテーマの記事

このページのトップへ

GIRL’S TALKにログインする

Ameba新規登録(無料)はこちら

12/7 編集部Pick up!!

  1. 子が元夫そっくりでトラウマ甦る
  2. 実家に兄の彼女が住み着き始めた
  3. 反抗期の息子「再婚待とう」と彼

人気ブログ記事ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3